コロナが始まって以来、ロックダウンやらいろんな規制で旅することも不自由、不可能だった数年間。

数日間のショートトリップはあっても、長期の旅行はひさびさ!

職場も2週間休みだし、この機会を利用して、会いたい人に会いに、南は600キロ離れたニューカッスルまでロードトリップに行ってきました。

クリスマスは、混雑を避け、地元のバイロンベイでのんびり。友達とディナーして、ビーチでまったりが真夏のクリスマスの過ごし方。

  

カナダから遊びに来ていた、レモン君の従兄弟家族たちとハングアウトしたり。

 

年末の大掃除も終えて、家中をピカピカにしたら、いざ出発。

ファーストストップは、380キロ南のMANNING RIVER.

2019・2020年の年末年始以来だから3年ぶり。相変わらずの豪邸です。

野生のコアラも毎日見られます。

 

家主は、レモン君の従姉妹であり、ベストセラー作家のDI MORISSEY.

かつてはテレビスターでもあった彼女は、1991年から毎年1冊小説を発表し続け、オーストラリア文学会の殿堂入りを果たした才女であり、社会、環境問題にとっても正義感の強いアクティビストでもあります。

その昔、バイロンベイにCLUB MEDの大リゾート施設の建設話が持ち上がった際、その開発を阻止した戦いの先頭に立ったのが、DI でもあります。いまでも、パワフル、ゴージャスさは健在。私は、どうしても黒柳徹子さんとかぶってしまうけど(笑)、

一番右のおばあちゃんが、DI.

毎日、ビーチへ行ったり、美味しいもの食べたり、ほんとうにこどもの夏休みのような日々でした。

   

   

    

大晦日には、みんなに年越しそばを振る舞ったよ。

そして、タイミングよく、アムステルダムからシドニーに帰省中(&バイロンベイへ北上中)のオリビアとも再会!

実に6年ぶり。彼女とは、THE GRASSY BOWL をバイロンベイ一緒に立ち上げた思い出が。

当時23歳ととっても若かかった彼女は、ビジネス経験も、お金の知識も、料理の経験もなく、よく二人で悪戦苦闘しながら、試行錯誤、いろんなイベントに出店したのを覚えています、

いまでも、とっても可愛い妹のような存在。

昔から、知的向上心が強く、スマートだった彼女は、ルーツであるヨーロッパに轢かれ、2016年にオランダへ移住。現在は、サステナビリティに関する企業のブランディング、マーケティングを仕事するほか、ヨガも教えています。遠く離れているけど、6年ぶりにあっても中身は変わらず、おしゃべりの止まらないキャッチアップでした。

親戚たちとの時間を終えた後は、旧友たちを訪ねに、さらに南下。

MANDYとは、2011年3月にはじめてあって、東日本大震災が起きて日本に帰るのを躊躇していた私を暖かく迎え入れ、受け入れてくれた人。

オーストラリアのビーチ愛好家ならば誰もが知っている、TAKE3FOR THE SEA という環境保護団体を立ち上げた人でもあります、

現在では、最前線からは退き、主に、環境教育プログラムを担当。

10年ぶりの再会をとっても喜んでくれました。

そして、バイロンベイから、フォスターという街に引っ越しした、ニック。

2010年に千葉で会ってから、家族のような存在。このBLANCOを立ち上げた当初、ニックもサーフガイドとして色々手伝ってくれました。

彼女との新居に遊びに行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォスターは、ずっと行ってみたかった場所で、ニックが惚れるのがわかるぐらい、自然もビーチもとっても綺麗で、住みやすそう!

 

  

  

遠く離れているとなかなか会えないし、顔を見て、お互いの近況を報告するのも難しいけど、久々に元気な姿を見れて、

一緒に遊べて楽しかったー。今度は、もっとゆっくり、フォスターに滞在したいな、

そして、今回の旅の最後は、ニューカッスルへニックのお姉ちゃん、ナディーンの家に泊めてもらい、また別のニックとキャッチアップ。このニックは、ニックサクソン。2012年、日本でのライブツアーを一緒に回ったミュージシャン。彼もまた、苦楽を共にした家族のような存在。時々バイロンベイに遊びに来てはなるべく会うようにしています。お互い、元気にやっているか、いつも気にかけています。

   

  

10日間のトリップも、終わってしまうとあっという間だったけど、毎日のTO DO LISTからは解放されて、その日のフローに身を任せて、ただただ、スローな時間、スローな旅を楽しむ。

改めて、住み慣れた場所やマンネリ化したルーティンからは離れて、スローダウンすることの大切さ、人ときちんと向き合ってゆっくり時間をかけて話すことの大切さを感じた。

数年ぶりにあった旧友たちと昔を振り返りながら、私は、あれからどれぐらい成長したんだろう、とも思った。

おそらく、昔よりかは、生き急いでないし(笑)、少しは地に足がついて、自然体で生きられるようになったと思える(かな!)

オーストラリア9年目の夏。

今年は、どんなことが起きるんだろう。

多くは望みません。

今年も、周りの大切な人たちと、環境が、社会が、世界が、健やかに、穏やかに、豊かに暮らせますように。

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

<おまけ>

ホリデーから帰ってきて、めちゃくちゃ混んでるヨガクラスに行ったら、おそらくそこでコロナをもらい、年明け早々、1週間、自宅待機でした。去年のコロナよりかは症状も軽く、回復も早かったけど、まだまだコロナは健在のよう。みなさまもくれぐれもご自愛くださいね。

自宅療養中、YOUTUBEの解説見ながら水彩画のアートセラピー。

 

 

 

 

 

 

広美画伯作(下記)