私がオーストラリアに移住しようと思ったきっかけの一つに、マクロビオティックという生き方、食べ方に出逢ったからです。
その経緯は、移住を決意した2015年のブログでも書いたけど、いまの暮らしの原点ともいえるマクロビオティックとの出会いは、2003年ごろだったかな。大学を出て、お付き合いしていた彼とすぐに結婚して、お互い大企業勤めで忙しく働いていた。
特に、(元)旦那さんは、某証券会社のシステムエンジニアで、タクシー帰りの午前様も当たり前、24時間働けますか?的な超絶忙しい1とだった。いま思うと、日本のサラリーマンって、ほんと会社のためによく働きますよね。。。
そんなわけで、食事もおろそかになりがちで、ランチはコンビニ弁当とか、栄養価ゼロ。むしろ、健康に悪い。
それなら家で食べるご飯ぐらいは、本当に体にいいもの、溜まった毒素(笑)をデトックスしてくれるようなものを作ってあげたいと思って、いろいろリサーチした結果、見つけたのが1冊の本。
マクロビオティック料理研究家、中島デコさんの『生きているだけで、いいんじゃない”」
もうね、この本は、私のバイブルです。当時、新卒で外資系金融でキャリアウーマンをバリバリに目指しいた若造の私の凝り固まった脳みそにをがっつーんと衝撃が走り、世界が一変しました。
マクロビの世界にハマり、まずは食生活をかえ、そのうちに、思考までだんだん変わり、しまいには生き方まで影響を受けて、早送りすること20年。
かつて、ばっちりお化粧して、ハイヒールにスーツで仕事していた私は、いまでは、ほぼすっぴん、好きなことを仕事に、バイロンベイで暮らしています。
オーストラリア移住にあたり、学生ビザ取得のために料理学校は通ったものの、別にプロの料理人と呼べるほどの腕前も経歴も知識もありません。マクロビだって、デコさんのお料理教室や岡部賢治先生の講座を主催したけど、ほぼ独学でちゃんと学校に通って学んだわけでもない。でも、美味しいものを作りたい、美味しいものを分かち合いたい、美味しい幸せをお裾分けしたい、という想いは、昔もいまも変わっていない。
食べることは生きること。
生きることは食べること。
you are what you eat
自分のカラダの中に取り入れるものだからこそ
自分のカラダにあった食べものを
自分のカラダがほんとうに欲する食べものを
自分の暮らす環境で採れる食べものを
自分の暮らす環境にとって優しい食べものを
コンシャスに、楽しく、美味しく、賢く選ぶ思想と視野をもっていたい。
そんな願いを込めて、食を通して、生き方や
暮らし方、考え方がちょっとでもポジティブになれば、
もっと社会は、世界は、人々は、幸せに、平和になると思うのです。
だって、食べること、食べ物を選ぶことは、毎日のことだから。
そんな想いで、マクロビのお弁当屋をはじめてみました。
幸せのさち、山の幸、海の幸、幸せを運ぶプレートご飯、ということで、
SACHI PLATEと名付けました。
ロゴのデザインは私とレモン君の共同作。
季節のもの、旬のものを取り入れたお惣菜を4種類詰めたお弁当を週1日デリバリー。
ヌードルボックスは、そばサラダ。
メニューは月替わりでいこうと思っています。金曜までにオーダーしてもらい、翌週月曜にお届け、というスタイル。
インスタやFBのコミュニティ掲示板、口コミで、徐々にオーダーも増えてきていて、フィードバックも上々です。
気長に、ゆるゆる、盛り上げていきます。
ぜひ、@SACHIPLATEフォローしてみてくださいね。
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