去年に引き続き、今年もサーフィンの祭典、
バイロンベイサーフフェスティバルが開催されました。
(去年の様子はこちら)
今年は、出展はせず、5日間にわたって繰り広げられた
過去、現代のサーフカルチャーを取り巻くアート、デザイン、
クラフト、音楽を満喫してきました。
Photo by The Wanderful Lyfe
まずは、水曜日の夜のオープニングイベントは、
PETER CRAWFORD の写真展。バイロンベイの昔の様子を
フィルムに取り収めた貴重な写真たち。
Photos by Gabe Ryan
木曜は、錚々たるゲストたちのパネルディスカッション。
サーフブードやサーフィンのスタイルについて、熱いトークが
繰り広げられていました。
MCは、雑誌サーフィンワールドの、Vaughan Blakey
トークゲストには、サーフフィルム界のレジェンドAndrew Kidman
ワールドチャンプ Stephanie Gilmore
バイロンベイレジェンド Bob McTavish
フリーサーファーEllis Ericson
映像クリエイターJon Frank
という、バイロンベイサーフフェスティバルならでは!の、
面白い組み合わせ。
そして、金曜からはビーチに会場を移し、
フリースタイルラディカルセッションでは、さまざまボードでの
フリースタイルサーフィンデモンストレーション。
バイロンベイらしい、オルタナティブなボードに、サーフィンスタイル。
それぞれが思い思いのストークを表現していました。
いつも面白いことをやってくれるアリブラウンは、どんなボードでも
自由自在に乗りこなしてしまう天才。
Photo by Elliot Kirkwood
Photos by Kane Skennar
金曜の夜は、アートエキシビションと映画上映。
あいにくの雨模様でしたが、なんとか持ちこたえ、
芝生にラグを引いてまったり、のんびり鑑賞。
Photo by Jennie Bjurenheim
今年はショートフィルムが何本が上映されました。
その中のひとつはこちら。
土曜日は、どしゃぶりの雨でしたが、マーケットは開催され、
集客はいまいちでしたが、サーフボードの展示から、アート、クラフト、
トークイベント、ワークショップなど盛りだくさんの内容でした。
Photo by Elliot Kirkwood
私のシェイパーでもあるブライアン・ベイツは、サーフボードの持続可能性、環境に配慮した素材
を使った最新のサステイナブルサーフボードの可能性について熱くトーク。
Photo by @alexroberts_photo
Photo by @alexroberts_photo
土曜の夜は、女性ロングボーダーの先駆者、
カリフォルニアのカシア・ミドーによるサウンドヒーリングは
さまざまな楽器のオーケストラを聴きながら、
心地よい陶酔感。
Photo by Raffaella Creative
そして、奇跡的に最終日の日曜は晴れ、
多くの人がワテゴーズビーチに集まり、
さままざなサーフセッションが行われました。
ボブマクタビッシュの提唱による、McTavish Trim は
10ft以上のログに乗って、誰が一番長く乗れるか距離を競う
イベント。今年から国内外からのインビテーション制になり、18人の
サーファーたちのトップにたったのは、
アメリカから参戦したアレックスノストの347メートル!
その他、ガールズサーファーたちだけのマーメイドセッション。
ボディーサーフィン、フィンレス、カップルサーフィン、
インビテーションなるログ、優勝賞金$1000をかけた
パーティーウェーブ、などなど、ボードやスタイルにこだわらず、
サーフィンという遊びを思う存分、クリエイティブに表現した1日でした。
Photo by Elliot Kirkwood
Photo by The Wanderful Lyfe
Photo by Kane Skennar
サーファーであろうとなかろうと、ビーチを楽しむすべての老若男女が
笑顔に溢れ、最高のストークに包まれた5日間。
来年の開催も待ち遠しい。