昨年11月に開催したアートエキシビションHappening から早4ヶ月。第2回目を開催しましたー!

今回は、ギャラリースペースを正式にFriday Hut Gallery と命名し住所がFriday Hut Roadという所以から) 、
そのオフィシャルオープニングイベントとして 海をテーマに、ローカルアーティスト13人の作品を展示させて頂きました。

バイロンベイの豊かな自然、すべての生命の源である海。
海が教えてくれること、海が気づかせてくれること
海の美しさ、はかなさ、大切さなどのアウェアネスをアートを通して表現できたらというコンセプトで
イベントのタイトルは、We See Sea

折しもオープニングナイトは、3月11日。
東日本大震災から5年目を迎えた日で、個人的には海やサーフィンが教えてくれたこと
自然の猛威、美しさ、儚さを改めて考えるきっかけになればという願いを込めて、企画しました。

今回は、ギャラリーのオーナー(&住人)のルークのほか、アーティストで仲良しのビクトリアも企画運営チームとして
参加してくれ、みんなのネットワークを通じてたくさんのローカルアーティストが参加してくれました。

ルーク画伯の作品も

相変わらず、当日の開催時間ぎりぎりまで準備はバタバタ。
なんせ、手弁当で3人ですべてをやりきろうとするのだから、まあ、限界があります。

いわゆるアートギャラリーのスタンダードには程遠く、
まだまだ荒削りの空間で、改善の余地や素人っぽさはたっぷりだけど
逆に、その手作り感満載がアットホームさや居心地の良い空間と創り出していると信じて(笑)やってます。。

今回は、地元ラジオにも出演し、フライヤーもつくり、FBで事前告知を盛り上げ、PRを事前に頑張ったおかげで、
当日は溢れんばかりの人、人、人!述べ150人ぐらいは来たんじゃないかというぐらい大盛況でした!
来てくれたみんな、ありがとう〜!

イベントは入場無料のため、友人のミュージシャたちもノーギャラで快く
演奏してくれてほんとうにありがたい限りです。

お酒を多少販売してなんとか経費はカバーでき、あとはアートがバンバン売れたらよりハッピー!という
感じで経営的、金銭的なサステナビリティには程遠くいまのところ完全ボランティアワークですが(笑)
この空間、経験、出会いはお金じゃ買えない。

ちなみに、下の写真は、ビジネスパートナーのニックとサルサことジェイソンサルズベリー。
二人は10代の頃オニールのチームメイトとして海外のサーフィンコンペにともに旅した仲間。
この日が約10年ぶりの再会!

数年バリに住んでいたサルサと奥さんでアーティストのミアは
去年拠点をバイロンに移し、現在、ちょっと面白いプロジェクトを一緒に企て中。
最近、メンズファッションブランドBANKS のアンバサダーになったジェイソンは、サーフィンのスタイルも
生き方も、とてもスタイリッシュで無駄、無理がない感じ。
全編英語ですが、サルサのサーフィンと人生について語ったインタビューがとても素敵ですので、よかったら一読を。
ちなみに、インタビュー内のモノクロ写真の多くは、宮崎を一緒に旅したこれまたサルサの旧友クレイグが撮り下ろしたもの。

この素敵な場所で、素敵な仲間たちとがあったかいエネルギーを注ぐと、自然と同じ価値観、
同じビジョンをもった人たちが集い、またそこからコネクトし、インスピレーションがうまれる。

遊びにきてくれたお客さんたち、協力、参加してくれたアーティスト、ミュージシャンのみんな、
大変な運営を乗りきったルーク、ビクトリア、いつも家を解放してくれるのりちゃん、レンチャー家のみなさま、ほんとうにありがとうー!

3月11日。私たち日本人にとっては忘れられない日。
私もいろんなことを思い出しては、眠れない日々が続き、涙が溢れ、やきもき、もやもや、いらいら、
不安な気持ちに満ちていました。

でも、生かされた命ある身として、自分なりにできることを丁寧に、愛をもって、やっていきたいと思います。
自分一人では非力だけど、こうしてたくさんの仲間が集い、ポジティブなエネルギーが集まると、ワクワクした未来を創造できる気がする。

やまない雨はない。
出口のないトンネルはない。
明日は(も)きっといい日がやってくる、と信じて。