私が住むオーストラリアではその広大な国土を自由に
気ままに旅するために、必要最低限のモノを車に詰め込んで、
車が家となって、車で旅をする人が、ほんとうに、多い。
それは、豪華なシャワーやトイレも完備した
キャンピングカーかもしれいないし、大型バスを
改造しちゃったケースかもしれないし、
単に普通の乗用車かもしれない。
そんな人たちの暮らしを、VANLIFEという。
日本でもけっこう有名になった一冊の本
Home is where you park it
by Foster Huntington
VANLIFEのはじまりは、元々NYの広告代理店で
デザイナーとして忙しく働いていたフォスターが
自分の人生をリデザインするために、家を捨て
生活に必要最小限のモノをVANに入れ旅が始まったところから。
そして、彼のキャンピングカーでの日常を記録する
A Restless Transplantが開設され、道中で出会ったキャンパー仲間たちがその
様子を記録していった。その後、彼のライフスタイルは共感を呼び、
van-life.netからインスタでも#vanlifeを
使い、同じようなビジョンを持ったコミュニティーが形成され、
最低限のモノで最高の豊かさを求める暮らしの発信がはじまった。
3年のVAN LIFEを終え、現在ではアメリカはポートランドに
ツリーハウスを立てて仲間と暮らしている。
その遊びごころ満載でクリエイティブなライフスタイルは
彼が求めていた、自分の人生と暮らしをデザインする場所となり、
何にも縛られない、最高の豊かさと自由を手にいれた。
日本でもちょっとずつ広まっているこのVANLIFE。
雑誌CANVAS立ち上げ時からお世話になっている
宮原さんが東京を離れ、宮崎へ移住し、宮崎に惚れ、
宮崎の良さを広めるべく企画した青島ビーチパークやVAN CAMP MIYAZAKI
その様子をオーストラリア版VANLIFEに
記事として紹介させていただきました!。
AUS版VANLIFEは、友人のジョニーが仲間数人と
立ち上げたもので、インスタのフォロワーも10万人を超え、
いまではオーストラリアだけでなく、アメリカ、ヨーロッパ、
カナダのライフスタイル紹介に加え、この度日本も加わり、
ありがたいことにライターとして参加させてもらうことに
なりました。
キャリアや家を捨てて、計画もなしに旅に出る
誰にでもできる選択ではないけど、
例えば、休みが取れたらバンに荷物を詰め込んで
自然の中へ出かける。
ラグジュアリーで全てが用意された
ホテルライクな休暇もいいけど、
自然の中で時間や雑念に縛られず
ただそこに身を置いて、スローな時間を過ごすだけで
カラダやココロはほんとうに休まる気がする
それが毎日のことだったら、どんなに
魂にとって心地よいことか。
もちろん、都会で得られる刺激が恋しく
なったり、『贅沢な時間のもてあまし』
に罪悪感を感じるかもしれない。
でも、ほんとうの豊かさを求めるときに
全ては手に入らない。
ほんとうに必要なモノは何か。
自分は何を選び、何を捨てるのか。
混沌としたいまの時代、きっと日本でもたくさんの人が
新しい人生の選択、暮らしのリデザインを始めている
そんな素敵なストリーをこれからもVanlife Japan
としてグローバルに発信、紹介していきたいと思いますので
ネタある方、ぜひご提供くださーい。
STAY TUNED !