オーストラリアに来てから毎年、この8年間はお味噌作りのワークショップは行っています。
その度に、お料理教室もやってほしい、というリクエストも頂いたのでいたので、自宅でできるキッチンスペースもあるし、それならってことで、企画しましたー。
一応、季節ごとのメニューを考えて年4回の開催予定。
春は、まだちょっと肌寒いこともあって、みんな大好きなラーメン!と餃子!
ラーメンのスープは、味噌ベース。もちろん、自家製HIROMISOを使って。
私の料理教室のモットーは、
- 近隣の普通のスーパーやアジアングロッサリーで手に入る食材で
- 自宅でも簡単に短時間で再現できること
です。
なかなか手に入らないような日本食材で、料理人にしか作れないような凝った、難しいレシピややり方じゃあ、意味がない。
今日学んだことを、自宅で、自分で再現できることが重要、しかも楽しみながらね。
ラーメンスープの出汁は、昆布と椎茸でとるところから説明。
日本食に欠かせない、出汁、味醂、酒、醤油、味噌などの調味料の使い分けや説明もします。
餃子はみんなで包むワークショップ形式で。
美味しくできました〜。最後は、みんなでランチ。
暑い夏は、さっぱりと、冷たい蕎麦サラダ、揚げ出し豆腐、味噌田楽!
揚げ出し豆腐と味噌田楽(こちらでは、MISO EGGPLANTという名前が一般的)は、どこの日本食レストランに行ってもあり、人気メンー。
前回に引き続き、親子で参加もよくあるパターンです。子供が日本語を習っている、日本文化(特にアニメ)、日本食が大好き、という理由で親御さんが一緒に申し込んでくれる、ありがたいなあ。
揚げ出し豆腐は、よく水切りした木綿豆腐(こちらでいうMEDIUM SOFT TOFU)に片栗粉を塗すところから。
蕎麦サラダは、千切りしたフレッシュな野菜(にんじん、きゅうり、ネギなど)と海苔バジルペーストと合わせて。
料理教室は、大体1時間半ぐらい。
出来上がったら、みんなでランチタイム!
デザートは、さっぱり、甘さ控えめの、黒胡麻プリンと小豆、葛ジンジャーゼリーを盛って。
少人数だけど(っていうかうちの狭いキッチンを囲めるのは最大でも6人かな)、
こうして、料理を通してみんなと繋がれて、豊かな楽しい食卓ができる。
私は、プロのシェフっていう感じでもないし、そんなに知識も経験も豊富ではないけど、料理を通して伝えたいメッセージや空間が作れることを嬉しく思う。
まだ日本に住んでいた頃、2013年に初めてケータリングのお仕事をした。
その当時に書いた、自分が創作する料理への想いは、
HIROMIX KITCHEN とは、
ひとつひとつの食材がもつ、ありのままの味、カタチ、色をいかしながら、
新しいモノをかけあわせ、ミックス(ヒロミックスの由来ね)していくことで
うまれる「おいしいつながりと発見」をコンセプトにしています。お肉をつかっていないのにお肉みたいな味や食感。
乳製品をつかっていないのにクリーミーな味わい.
見た目にもカラフルでたのしい。
料理もセクシーじゃなくっちゃね。そして、食材をミックスしていくだけでなく、
その場に集う人がちが出逢い、交わることで
うまれるハプニングだったり、気づきだったり、
そんなオープンネスと楽しいつながりもつくっていきたい。ストイックにベジタリアンやマクロビオティックを強制しなくても、
ちょっとした工夫で、お腹にもココロにも目にも優しい
「デリシャス革命」を目指しています。
これは、今でも全く変わっていない。
世界では8人に1人の人が飢えているというのが現代の食糧システム。
これは食を選ぶ、私たち一人ひとりの消費行動(特に先進国)が招いた結果と
いってもいいかもしれない。
だとしたら、もし、その原因をつくってしまったとしたのなら、
自分なりの解決の方法を見いだしできることはあると思う。
だって、食べることは、毎日のことだから。
美味しいことは、しあわせ。美味しいことは、たのしい。
食べることは、しあわせ。食べることは、たのしい。
そんな想いから、私は自分で料理をするときは、
できるだけ、オーガニックで旬でローカルなもの、
カラダと地球の声を聞いてつくるようにしている。
そんな考え方を少しでもシェアしたいし、
そしてそんな考え方を通して、少しでもたくさんの人が
毎日の食を見直したり、食の問題にちょっとでも興味関心をもって
もらえたらと思っている。
オーストラリアで日本食の料理教室を開催するのは、日本食の素晴らしさを知ってもらいたいのと、日本食を通して日本人が持つ美しい価値観(もったいないとか、侘び寂びとか)をシェアできたらなあという願いを込めています。
次回は、秋開催。メニューは何にしようかなあ。