毎年、レモン君の誕生日には、単純に何か「モノ」をあげることは避け、できれば、手作りのもの、リサイクルされたもの、ビンテージのモノを心がけているのと、体験の共有をプレゼントしている。

一昨年は、一緒に乗馬体験。

去年は、熱帯雨林の中のコテージへエスケープ

今年は、ロックダウンの影響もあって、遠くには行けないので、車で1時間のUNYOKED キャビンへ!

バイロンベイから西へ70キロ、家もお店も人もいない牧草地帯を抜け、1時間。

目指すは、携帯の電波も届かない、WIFIもない、森の中のタイニーハウスへ。

このタイニーハウス、広大なオーストラリアの空き地を有効活用したアコモデーションとして、都会をエスケープしたいけど

キャンプはちょっと面倒だし、道具もない、というような人たちに人気急上昇のサービス。

現在、40カ所弱の大自然の中にタイニーハウスが設置され、忙しく追われていてる現代人に、非日常のじかん、大自然の中での体験を提供している。ビジネスモデルもスマートで、空き地のオーナーは土地と水へのアクセスを提供するだけで、工場でつくられたタイニーハウスがトラックに乗ってやってくる。構造上、車輪付きなので不動産としては扱われず、面倒な建築許可や行政への申請もいらない。

土地のオーナー(ホストと呼ばれているz)は、ゲストとは交わることも会話することもなく、ブッキングから全てのやりとりは、UNYOKED側が担当し、オンラインとメールと専用のアプリで完結。ゲストのお世話する必要もなく、チェックインとチェックアウトの掃除と簡単なメンテナンスをするだけで、宿泊料金の33%が収入として入る。

車を停めて荷物を手押し車に乗せ、ここから先は、徒歩で。緩やかな坂道の入り口には、心配ゴトはここに置いて(Leave worries behind )のメッセージが。都会の人がデザインしてであろう、センスのあるブランディング感がすでに漂う。

登ること150メートル。

   

Do Nothing

ただただ、何もしないをコンセプトにデザイン、設計されたキャビンは、コンパクトながらも快適。

電気はソーラーバッテリー。ガスはボンベ。水は雨水タンクから。トイレはコンポスト。ホットシャワーもある。

生憎の雨続きだったけど、キャビンの目玉、アウトドアバスで温泉気分!

薪で湿った木をたき、お湯を温めるのは至難の業で2時間以上かかったけど、是が非でもお風呂に入りたい〜と粘ってようやく入水ー!

     

鳥の声を聞きながら、雨に打たれながらの入浴は至福の時でした。

何もしない贅沢ってよくいうけど、いざ、何もない環境にいくと、最初は私たちでも戸惑いました。

どこに出かけるわけでもなく、時間という概念を気にするわけでもなく、気の赴くままに、何もしない。

気が向いたら料理して、本を読んで、ボーッとして。いっぱいお茶して、おしゃべりして、ゲームして。

タイニーハウスは、シンプルながらも洗練されたインテリアに厳選された小物たち。

ラジカセとテープ!レトロな感じが最高です。

食材は全て持ち込んで、自炊。必要最低限の調理器具は備えてあります。

お茶とコーヒーは無料

  

キヌアを入れてグルテンフリーにしたビーガンお好み焼き。卵なしでもふっくら!

しとしと降る雨のズーーっと眺めていた。

    

たった2日間の滞在だったけど、1週間くらいたような感覚で、心身ともに充電、リフレッシュ!

携帯を見ない、っていうだけでもかなりのデトックス効果。

               

休みになって、 家にいても、あれやこれや TO Do list があって、ほんとうにゆっくりすることはなかなか難しい。

「何もしない」ということが贅沢に思えるような世の中や価値観もどうなのかなーと思ったり、お金を払って「何もしない」ところに、わざわざ出向いていく、というのも、そもそもおかしな時代だけど、w。

でも、この小さなキャビンで感じた自然との一体感や時間を忘れた感覚は、日常に戻ったいまでも、胸にあったかく、深く刻まれている。

こうした気持ちを大事に、師走の忙しさに振り回されることなく、社会を取り巻く不安にまどわされることなく、時間と心にゆとりをもって暮らしていきたいものです。