家族ぐるみで仲良くさせてもらっている海仲間の
ネイサン・オールドフィールド。
彼がサーフフィルム The Heart & The Sea の上映のため
2014年のGREEROOM FESTIVAL で来日した際に出会って以来のおつきあい。

日頃は教師として小学校で教えながら、
インディペンデントにサーフフィルを製作しています。

彼が手がけた最新作” The Church of the Open Sky“が
公開されたのはちょうど1年前。

地元バイロンベイで開催された上映会は満員で、
フィルムでもフィーチャーされているパプアニューギニアからの
スペシャルゲストとして、テュピラサーフキャンプより
ニコラス・キリワン判事も参加!

パプアは私もとっても思い入れの深い場所で、
大スクリーンで久々に見る地元の子どもたち、
ローカルが海と戯れる姿に思わず胸が熱くなりました。
パプアを旅した様子は、こちらの記事からどうぞ〜。

上映会の後は、テュピラに行ったみんなとニコラスを交えての夕食。
またいつかあの村に戻れたらいいなあ。

そんなご縁もあって、光栄なことに、今回このサーフフィルムの
日本語訳を担当させて頂きました。

ネイサンの手がけるフィルムは、優しく繊細で美しい情景、心地よいサウンドトラックに、
人間味あふれるストーリーが特徴的で、いわゆる「サーフムービー」のジャンルを
超えた作品として、サーフィンをしない人でも楽しめる映画です。

もちろんサーファーなら、豪華サーファー達による華麗なライディングシーンは
ため息もので、ロング、ツイン、レトロ、アライア、ショートなど、多様な
サーフボードを操る美しいサーファーたちが次々に登場していくのも魅力的。
中でも女性サーファーにフォーカスをあてて、波の上でダンスする様を
エレガントに撮る視点、アングルはさすがです。

オーストラリア、ニュージーランド、パプアニューギニア、スリランカで撮影され、
観る人を穏やかに軽やかに楽しませてくれるサーフフィルムです。

The Church of the Open Sky from Nathan Oldfield on Vimeo.

翻訳を担当したこともあって、セリフを暗記するぐらい何度も見ましたが、
何度みても飽きない。

この日は、バイロンで2度目の上映、今回はフリーイベントということで
McTavish Surf で開催。

会場には溢れんばかりの人。
バイロンベイのサーフコミュニティの規模に改めて感動。
南半球のこちらでは冬至を迎え、寒空の下、
スポンサーの地ビールStone&Wood, バイロン発のジンBrookie Gin
を片手に、映画鑑賞。

ローカルサーファーたちが集い、暖かいコミュニティに支えられ、
そして、子どもの頃からの憧れのヒーロー、ボブとのトークにネイサンも
感無量だった様子。

ネイサンのウェブサイトからもDVDが購入できますよ。オススメの映画です。

PS。バイロンの撮影コーディネートを手がけた日本の雑誌
ANNA Magazine に大好きなボブへのインタビュー記事が掲載されているので
こちらもよかったらご覧くださいね。