2013年、カリフォル二アから新婚旅行で日本にやってきた
マットが当時始めたばかりのブログシリーズ SURF SHACKS
で千葉の森の家を撮り下ろしてくれてから4年。
まさかそれが1冊の美しい本となって世界に羽ばたくことになるとは。
そうと知っていたら、もっとましなインタビュー回答にして、
もっときちんと家の中をディスプレイしとけばよかった(笑)
まあ、でも大好きなあの家がこうして多くの人に目にとまり、
カタチあるものとして、私自身の記憶に残り、記録になった
ことはとても嬉しいことです。
実は、今回で家の紹介と本への露出は2回目。
前回のSURF ODYSSEY と同じく
出版元はドイツのGestalten。
最近知ったことだけど、SURF ODYSSEYで私の家が紹介されたことをきっかけに、
出版社とマットとの間で、SURF SHACKSの出版化の企画が持ち上がったのだとか!
私を取材してくれた時(6人目)は、ブログのコンテンツとして
サーファーたちのユニークでクリエイティブな住まいを紹介する
というマットの趣味&プロジェクトだったけど、それは4年経って、
現在53人のお宅が掲載され、その住まいから、彼らの人となり、
ライフスタイルが垣間みえる素敵なコンテンツになっています。
数ヶ月前に出版されて以来、初版8000冊もアメリカのみならず
世界各地で売れ行き好調のようで、地元ベニスビーチ、カリフォルニア、
ニューヨークでも出版記念パーティーを催し、
マットは多忙極まりない日々を送っていたようです。
そんなある日、本の出版記念パーティーをボンダイビーチで
やることになったからオーストラリアに行くよ!というマット
からのメールを受けて、それならバイロンでも企画しない手はない、
と思い立って、急遽、バイロンまで呼び寄せて
パーティーを企画しました!
会場は、最近リノベしてコーヒースタンドも併設され、
まさにギャザリングスポットして最適な
McTavish Surf
1960年代、既成概念を打ち破ろうとショートボード革命を引率した
レジェンドシェイパー、ボブ・ マクタビッシュのショップです。
PHOTOS BY McTavish Surf
4年ぶりのマットとの再会。
1児の父となった彼にとっては久々の休暇&サーフトリップ。
バイロンの波、自然、ライフスタイル、カルチャーを
たっぷり吸収。マクタビッシュでおニューのボードまで
ゲットしちゃって。
マクタビッシュのクルーもみな気さくで段取り良くイベントを
オーガナイズしてくれて、憧れのボブとも対面できて
マットも大喜び。
とってもお茶目で少年のように無邪気に笑うボブ。
バイロンレジェンドのラスティーミラーと。
暖かいバイロンコミュニティーに支えられて
たくさんの人がきてくれて
あたたかいイベントになりました。
いまでも、あの家で過ごした時間、あの家で出会った人々は
大切な宝物で、それがあったから、いまがある。
あの時の出会いが、こうして、また、いまにつながっている。
イベントの準備の合間をぬって一緒にサーフィンしたり
素敵な波乗り仲間たちのSURF SHACKSを取材訪問したり。
詳細は、後日INDOEK
のウェブサイトに公開されると思うけど、撮影の裏側をちょっとおすそ分け。
撮影に協力してくれた、ダニー、セレステ、ミアとジェイソン、ジェイミー
どうもありがとう。
55エーカーの土地(東京ドーム約5個分)を友人2人と購入し
最近家を建てたばかりの料理人のダニー。
ソーラー、雨水タンク、コンポストトイレとオフグリッドに
こだわり、建材や内装もできるだけリサイクル素材で。
敷地内には可愛らしいキャラバンも。
この夏には宿泊用に貸し出す予定みたい。
仲良しのセレステはジュエリーデザイナー。
彼女のセンス、スタイリングにはマットも脱帽。
プロサーファージェイソンとアーティストのミア。
愛息ジギーは魔の3歳児でエネルギー満載!
次男のタロウはお休み中。
建築家のジェイミーが自分で組み立てた2階建コンテナハウス
バイロンから森へ30分走った森の中にひっそりと。
こちらもオフグリット。
10エーカーの敷地内には天然の湧き水池と
廃材でつくったスウェットロッジまで!
2冊目にはバイロンローカルたちの素敵ハウスがお目見えするかも?!
マット、また素敵なご縁をありがとう。
今度はベニスビーチに遊びにいくね。
< 後日談>
インタビュー内容が公開されました!