南半球に位置するバイロンベイの冬は、6月から8月。
冬といっても、日本のような底冷えする寒さはあまりなく、
日中の最高気温が20度を超える日は珍しくありません。

バイロンベイはニューサウスウェールズ州の中でも年間降雨量が多く、
恵の雨と年間を通して温暖な気候は肥沃な土壌を育み、良質な食物が育ちます。

いつもお世話になっている、ルークとのりちゃんの自宅は、バイロンベイの中心から
内陸に向かって車で15分のクーラベルのあたり。

ルークのご両親が営むコーヒーファームの一角に、
ルークのご両親、ルークのお兄さん家族(子供4人)
ルークとのりちゃん家族が暮らしています。

8月のこの時期は、そのコーヒー農園の収穫シーズンということで、
コーヒー豆のピッキングに行ってきました。

5000本のコーヒーの樹があるそうですが、ひとつひとつ丁寧に手摘み、
乾燥させて、ローストさせて、と全てが手作業なわけで、いくら人手があっても足りない。
収穫の頃合いは、さくらんぼのような赤紫色の豆がいいらしい

でも、こうして丁寧に育てられた(オーガニック認証はないけど
もちろん無肥料、無農薬)豆は優しくて味わい深い。

友達が育てた大地の恵を友達同士でわかちあう。
地産地消とはよくいうけど、もう一歩進んで、友産友消。

大地と向き合い、自然の中で深呼吸し、農作業に没頭すると、心身が清らかに
穏やかに、グラウンディングしていく感覚は久々で、とっても気持ちよかった〜!

バイロンベイはオーガニックファームもたくさんあり、農園での収穫体験や視察ツアーも
よくあるので、日本からもそうしたツアーを企画したり、
実際に収穫した作物をみんなで一緒にお料理したり、収穫祭のイベントなどできたら。
またまた妄想は膨らみます。