まゆさん、あやさんの到着から4日遅れて、今度は、あきさん、せいさんのご夫婦が東京から
遊びにきてくれました。

12月の撮影をコーディネートした 水着ブランドLEPIDOSまりこちゃんの紹介で、出発直前に連絡をくれて、
急遽サーフィンレッスンやらバイロンの街をご案内することに
なりました。

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お二人は、東京で6店舗!も飲食店を経営されていて(会社ウェブサイトのフィロソフィーもとても素敵です)

そのうちの一つは、私もよく通った麹町カフェ。

当然、食に対する興味、こだわり、センスは高く
毎食なるべく美味しいモノをハントして食べ歩きました〜。

といっても、日本みたいに味やクオリティにバラエティはさほどないのですが、
それでもオーストラリアの中でもバイロンベイは食のトレンドセッターでもあります。

以前にもこちらの記事にてバイロンベイのオススメカフェは紹介しましたが、ちょっと内容をアップデート。

肥沃な土壌、温暖な気候、年間降雨量も多いこの地域ではさまざまな食物が元気いっぱいに、あっという間に育ちます。
食に関する意識や関心も高く、オーガニック、ベジタリアン、ビーガン、グルテンフリーの言葉も
当たり前のように市民権があり、カフェにはほぼ必ずといっていいほど、ベジタリアン、ビーガン、グルテンフリー
対応のメニューがあります。また、できるだけフードマイレージをおさえ、地域の農家や生産者を支えるべく、
地産地消やファーマーズマーケットもさかんです。
まさにコミュニティが育むローカルフードの芽が育ってきています。

もちろん、これだけ広大な国なので、それぞれが自家菜園やコミュニティ農園をつくったり、パーマカルチャーの講座なども人気です。
まずは、あやさん、まゆさんも一緒に、定番のThe Farm へ。オープンして間もなく1年。
週末は大混雑しますので、時間に余裕をもって。

ランチより(12時半から)ブランチ(11時45分まで)がお得感があって個人的にはオススメです。
お値段は、$15−$25といった感じかな。ランチは値段も高く、その割に量も少なくて、
コスパはかなり低いです。

The Farm の敷地には、花屋、 パン屋のBread Social, カフェ・レストランの Three Blue Ducksが共同経営をしています。
100%の自給率とはまだ言えないようですが、敷地内で野菜を育て、
豚も飼育し、賄えない分はなるべく近隣の生産者から仕入れています。

そして週末のオススメといえば、バイロンベイから車で15分のニューリバーの街にあるHarvest Cafe & Deli.

こちらでは、土日の朝7時半時から100年以上前からある大きい大きい立派な釜に火を入れて、
焼きたてのパンやデニッシュ、コーヒーがテイクアウトできます。

朝食をカフェで, というカルチャーが根付いているオーストラリアではリッチに朝ごはんを外食するのは普通なことなんですね。
コーヒーのテイクアウトは朝6時から、ベーカリーやカフェも朝7時から営業と
朝方生活が定着しています。仕事前にカフェでキャッチアップとか、ブレックファーストミーティングも日常的なこと。

1日の始まりである朝食が豪華だと、その日一日が優雅になった気分です。
もっとも私は、グルテンフリーとジュースファスティングを始めてから
朝はもっぱらフルーツやスムージーだけにするようにしました。
でも、たまには豪華に。。

そして、バイロン界隈で文句なしに一番美味しいと思うのは、
ブランズウィックヘッドにある レストランFleet ( フリート)。

オーナーであるジョッシュとアストリッドの自宅に招かれたようなロングテーブルの店内は
20席弱で予約も2ヶ月待ちと、人気のレストランです。

私たちはラッキーなことに4名分予約がとれディナーに訪れました。
アストリッドもジョッシュも大の日本好き。料理も日本食からインスパイアされたものも多いようです。

メニューからは味も内容も見た目も想像つかない…
アストリッドに言われるがまま、オススメのコースメニューをセレクト。

一人75ドルで10品+デザートが頂けますが、コストパフォーマンスは抜群!
一皿一皿がとても創意工夫に満ちていて、
例えば、ベーコンとマグロ、鶏肉とタコとか、奇想天外な組み合わせも、繊細な味付けと洗練された盛り付けで
絶妙にマッチ。まさに、お口の中で全てがほろっと溶け合います。
丁寧にちゃんと作られた料理ってこういうことだよなあと、魂が喜んでいるのがわかります。

そして、オーストラリアのトップソムリエ50人に選ばれるほどのアストリッドが
料理にあうオススメのワインも見事にセレクトしてくれます
私はお酒が飲めないのでまったくワインのことはわかりませんが、
相当美味しい&いいワインを飲んだようです(笑)

ワインも飲んだらそれなりにお値段はいきますが、特別な日にいかれたら、味もサービスも満足度200%は
保証します。ぜひ足を運ばれてみてくださいね。

ちなみに、ブランズウィックヘッドはバイロンベイからハイウェイに乗って車で20分程度。
美しい川や自然に囲まれた静かな街で、フリートをはじめ、おしゃれなお店やカフェが増えてきている注目のエリアでもあります。

毎週日曜夕方にブランズウィックホテル&パブで行われるライブは、老若男女が集い、雰囲気も最高です。
こちらのパブは日本でいうビアガーデン+ファミレスのような場所で、
家族連れで賑わっています。

もちろん食べ歩きばかりしているわけではなくて、毎日のようにサーフィンも。
セイさんはマクタビッシュの新品サーフボードを購入してご満悦〜

 

バイロンベイにはサーフボード工場もたくさんあり、実際に工場へいってデモボードを試乗してみて
気に入ったものを購入したり、直接シェーパーに相談してカスタムオーダーもできます。
日本で買うよりは、はるかに安いですしね。

飲食店を経営されているお二人にとってこれまでの旅行といえば食のトレンドの調査(視察)を兼ねた都市が多かったそうです。
でも今回バイロンベイのようなのんびりした街にきて、毎日お腹が空くまで元気いっぱいに自然の中で遊んで動き回って、
ご飯が美味しくいただける。

 

 

洒落たレストランもいいけど、芝生の上でピクニックしたり、
サンセットを見ながらビーチでビールを飲んだり。
そんな気取らないリラックススタイルの旅が本当に豊かで贅沢な経験のような気がします。

そうした光景は、きっと日本に帰ってからも、ふとした瞬間に思い出して、思わず微笑んじゃうような
細胞が記憶している旅なんだと思います。

一緒に美味しいものを食べて、自然の中でたっぷり
遊んで、まるで夏休みの子供たちのように日焼けして、元気はつらつとリフレッシュして帰国した
せいさん、あきさん。

全ての出会いは偶然ではなく必然。
素敵なご縁をどうもありがとう!