当初予定していた、中島デコさんのマクロビオティッククッキング+ヨガクラス
を組み合わせたリトリートワークショップは残念ながら最低催行人数が集まらず..
どうしようどうしようと焦りながらも、刻々と出発日が近づいていることも
あって昨年と同じクッキンクラスのみのプランBに変更!!
でも、開催一ヶ月前にプランBに変更ってそもそも遅すぎでしょ〜(笑)。
おかげで、そこからの調整や告知、準備は、ハンパなくバタバタでした〜。
でも、成せば成る、もんです。
かなり、ドタバタの、ギリギリの、ヒヤヒヤでしたが、
今回も女子4人の旅は、笑いあり、涙あり、がちんこ勝負もあり、の
珍道中でした。
旅のメンバー、左から私、アシスタント手塚めぐみちゃん、シェフ中島デコさん、オーガナイザー飯塚えみちゃん
さて今回は、去年の全3都市6クラスに比べて、3都市4クラスと小規模。
告知/準備期間も短く、参加者も少なめでしたが、その分、
よりインタラクティブに、参加者が一体となれるように、
ひとつひとつのクラスのクオリティを高め、スポンサーへのケアも
忘れず、組み立てるように意識しました。
初回は、パームビーチ@ゴールドコースト
2回目、マウントグラバット@ブリスベン
バイロンベイは、午前レクチャー(おにぎりワークショップ)+午後クッキング実演クラス、という一日ワークショップとして組み立てて、
おにぎりをみんなで握るワークショップは大人気でした。
4回目、キャノンヒル@ブリスベン
そして、合間に、デコさんファンのバイロン在住日本人を対象にお茶会も急遽企画。
今回のメニューも、マクロビの基本理念、
身土不二
一物全体
に基づいて、現地で手に入る食材、調味料をベースに
デコさん流アレンジを加えて考案。
かぼちゃのポタージュ
2色ごはんケーキ
あげ茄子のサラダ
豆腐の白和えサラダ(ブルーベリーソース)
オートミールカツ(にんじんソース)
玄米甘酒プディング
野菜のピクルス
*身土不二:人間は先祖代々暮らしてきた土地とはきっても切れない関係にあり、生まれ育った土地に実った食物を食べる事で健康を保つことが出来るという考え方。
*一物全体:身土不二の考え方ではその土地で採れた旬で自然に育った(オーガニックに)食べ物は人間にとって必要なものを全て備えているとします。たべものには無駄な部分はないので、米は精白しない、野菜は剥くな、皮までまるごと頂こう、煮る場合もアクはすくわないで無駄なく食べようという考え方。
そして、今年もこの企画と女子4人の旅をスポンサードしてくれたのは、
オーストラリアで日本食/マクロビオティック食品の
販売、啓蒙を手がけるスパイラルフード社。
昨年は、デコさんファンの日本人の参加者が目立った各クラスでしたが、
今年は、オーストラリア人、外国人の参加者が多く、
ビーガンやベジタリアンである人でも、いまいち
「マクロビオティック」についてはまだまだ馴染みがなく
ましてや、日本の伝統的な調味料、発酵食品、食材の生かし方を
日本人から学べる機会は、とてもレアで、重宝されましたね。
私も、外国人がはじめて目にする/口にする食材や調味料など
わかりやすく説明しようと、通訳のいい勉強になりました!
マクロビオティックにも、きっといろいろな考え方や
決まりがあると思いますが、デコ流は、とにかくシンプルで、
そしてバランスを考える事。
マクロビでは、単に、食事療法の話ではなく、自然と調和した生き方そのもので、全ては
陰と陽のバランスで成り立っていると考えます。
よく、「この食品は陰、陽、どっち?」
なんて質問を講義中うけますが、
明確にカテゴリー化することはできないのです。
何と何を比べて、陰性が強い/弱い、陽性が強い/弱い、
という答えになります。
例えば、
陽性が強いものは、お肉や乳製品などの動物性食品、
陰性が強いものは、コーヒーやお菓子、フルーツなど。
お野菜でいえば、陽性は、土の中、下にできるもので、にんじん、
タマネギなどの根菜で、カラダを暖めるから秋から冬にかけて
頂くとバランスがとれていいもの
逆に、陰性は、土の上、空にむかって拡散するもので、
トマトやきゅうりなどの夏野菜で、
カラダを冷やすから、春から夏にかけて頂くとバランスがとれていいもの。
人の性格にもこれは当てはまりますといわれています。
デコさんがよく使う例として、私..
私の性格は、陽性が強いタイプ。
陰性の人に比べると、エネルギーがあって、行動的で、声も大きくて.
だから私が陽性の強いお肉などを採りすぎると
より行動的、時には攻撃的になるので、それほどお肉は
とらなくてもいいんだとか。
なるほど、だから、陽性が強い性格のバランスをとるために
陰性の強いフルーツが大好きなのかもしれない...
逆に陰性が強い性格の人は、陽性の人に比べて
静か、控えめ、平和主義ということ..
余談ですが、陽性が強い私は、後先考えず突っ走る、
猪突猛進型のおうし座でもあるので、もう走り出したらとまらなーい。
でも、それでいいじゃん!
ってことで(諦めというよりそれも自分!ってことで開き直り??)、
たまたま見つけたこんなサイン、自分で自分をほめてあげるために
お買い上げしました〜。(牡牛座のいいところばかり書いてある!)
さて、話をクッキングクラスに戻すと。
今回はオーガナイズの部分でだいぶ出遅れ、手間取ったけど、
その分、裏方キッチンは、前入りしていたメグちゃんの
おかげで、スムーズなオペレーションでした。
クッキングデモの場合、実際お客さんにみせるのはその工程の一部と仕上げで、あとは裏方さんの作業!
加えて、今回も現地在住の飯塚たえこちゃん、レミちゃんが
ヘルプに入ってくれて、日本人ガールズパワーの
だいぶ助けられました。みんなありがとう〜。
そして、去年はメルボルンからゴールドコーストへと途中飛行機もあっての
大移動だったのに比べ、ステイ先がずっとバイロン(といってもバイロンベイの
街中からは車で15分の山側にはいったマランビンビーというかわいい町)だった
ことも、気持ち的にゆとりができて、のんびりできたのもよかったみたい。
ステイしていた、シータのゲストハウスもオシャレで快適。
我が家もゲストハウスとして登録している AirBnBで見つけましたが、
4室のゲストルームがあって、常にインターナショナルなゲストが出たり入ったり。
ということで、終わってみれば、あっという間!
今回のこのドタバタ劇を経て、果たして来年はこの企画は継続できるのか、
この企画の意義は、目的は?なんてディープな話し合いも、反省会兼ねて
行ないましたが、きっと今回の経験もつぎにつながることでしょう!
最終日の夜は、バイロン在住36年というトシエさんのお宅で打ち上げパーティー!
オールマクロビメニューの美味しかったこと。
この日、日本からは、外房波乗り仲間の、佐々木真くん、おっくんも合流。
いつもの一宮メンバーと変わらない。でも、ここはバイロンベイ。
最高のメンバーで最終夜をむかえられて、幸せ。
旅は、バイロンベイの休日編へとつづく〜。