6月は環境月間。あちこちで環境系のイベントなどが行なわれている。

そして、今年は、環境問題を世界中で考えはじめるきっかけにもなった
「地球サミット」が行われて20年。

さらに、この地球サミットで提唱された、世界と海がつながる日
『ワールドオーシャンズデイ」というのがあって、正式には6月8日。
いまでは、750か所以上で広がるムーブメントになっていて、世界中の人たちが
海とつながり、海洋汚染や海洋資源の減少問題について考える日となっています。

6月9日には新江ノ島水族館で日本初開催となるワールドオーシャンズデイジャパン
が開催され、私はステージMCを担当し、J-WAVE SPECIAL LIVEには
ジャンクフジヤマさん、カサリンチュ、サザンオールスターズの関口和之さんが
きてくれて、生憎の雨だったけど、盛り上がりましたよー!
ちなみに、奄美大島出身カサリンチュのコウスケさんはサーファー。
一度は訪れてみたい奄美大島!
今度会うのは海の上かな?笑。


ライブの他には、湘南をベースに活動するオーシャンアクティビストによる
トークや、海の環境保護につとめるNPOの展示やワークショップなどがあり、
親子でも楽しめる内容に。サーフライダーファウンデーションジャパンも出展し、
子どもたちに水の循環とゴミが河川から海に流れ着く様子を説明した紙芝居を
披露し、子どもたちが一生懸命聞いてくれました。

個人的には、ドジ井坂さんの陸上サーフィントレーニングが目から鱗!
自分のサーフィンスキルの欠点を即座に見抜いて指摘頂き、
ボディバランスを鍛える画期的なトレーニングでした。
最近、サーフィン熱が燃えてきたので、がんばるぞおー。

いままで、森や川などの陸から環境問題を提唱してきたことは多いのですが、
意外となかったのが、海からの目線。

今回初の試みとなったワールドオーシャンズデイジャパンですが、
きれいな海をいつまでも残したい、そんな人々、団体の思いをつなげて、
これからもこのムーブメントを盛り上げていきたいと思います。

そしてサーファーにとってはもうひとつ、忘れちゃならない、大事な日があります。
それは、インターナショナルサーフィンデイ

6月20日は、スポーツとしてのサーフィンとそのライフスタイルを祝い、
海に感謝し、海洋汚染の問題意識を共有する日。

2004年にアメリカの雑誌サーフィンマガジンとサーフライダーファウンデーションの
アメリカ本部によって作られた、サーファーの祝日です!

いまでは、世界中のサーファーがこの日を前後に、海に感謝し、
サーフィンの楽しさ、素晴らしさをシェアするだけでなく、さまざまなゴミやあらゆる
汚染物質による海洋汚染の問題や、人工物の投入による海浜の環境破壊について
興味を持ってもらうようなきっかけづくりをしています。

日本でも来週にかけて、各地でイベントが行われる予定です!
詳しくは、こちら
私は日曜のラジオ終了後、女の子による女の子のためのサーフイベント
@一松海岸にいきます。

私もいちサーファーとして、海にいっぱい遊んでもらっているからこそ、
サーフィンができる環境そのものがあってこそ、サーフィン自体も持続可能に楽しめる、
ということをもっと広めていきたいと思います。

特に、3.11以降、海に入る時はちょっと考えてしまう。

海水の放射性物質の調査結果やあらゆるデータ、知見を
” 自分なりに”
解釈して、海に入ってはいるけど、

「えー?千葉でサーフィンしてるの?大丈夫なの?」
と驚かれることも少なくはない。

私は科学者でも専門家でもないから、ぜったい大丈夫、とも
ぜったいダメ、ともいえない。よくある言葉
「自己判断」で片付けたくはないけど、事実そう。

リスクがあるなら、「じゃあ、サーフィンをやめればいいじゃん」
という人も多い。

けどね、自己中だけど、これが辞められない。
だったら、ネガティブに考えても仕方ないし、
サーフィンすることで被爆するかどうかより
食べ物による内部被爆の方が私はずっと怖いし、
神経を使う。もともと食に気をつけているけど、
お魚も食べる機会がぐっと減ったし、
なるべくデトックスするような発酵食品のレシピを研究したり
玄米を多くとるようにしている。

自分の身は自分で守りながら、
最大限いまをいきていること、生かされていることに感謝して
少しでも明るくて楽しい未来がやってくるように
やるしかない。

と、話がしめっぽくなってしまったけど、
そんな想いを共有しているステキ仲間が世界中にいることが
励みになっている。

International Surfing Day 2012 ヨーロッパのティザー

2011年の様子

@メキシコ

@イギリス。なぜか仮装

@スイス。音楽がシュールなんですけど。

@マウイ

サーファーは何故サーフィンにハマるのか。
理由は人それぞれだと思う。

「キレイな海をいつまでも残したいよね」
「キレイな海でサーフィンがしたいよね」
「サーフィンの楽しさを伝えたいよね」

このことに、NOと言う人はいないと思う。

i surf because… I’m always a better person when I come in – Andy Irons

6月20日はパドルアウトして
海に還ろう。

Live to Surf. Surf to Live
Respect our Oceans, Waves & beaches
Support Surfrider Japan !