森で暮らしていると毎日が贅沢なキャンプ気分!
という、恵まれた環境ではあるけど、やっぱりたまには
トリップしたい(いつもトリップしてるじゃん!と言われますけど)
と思って、GWに、スケジュールを無理矢理調整して新島へゴー!

羽生浦のサーフポイントから歩いて10分にあるこちらのキャンプ場、
すべて無料でシャワーなどはないものの、かなり快適です。

でもね、キャンプ場って大量の生ゴミが出て廃棄されるてすごくもったいない・・
それをコンポストにして隣の畑にまいて、そこで採れる野菜をまた料理につかって
という循環型のキャンプ場があればステキだと思いません?
で、シャワーは雨水タンクと太陽熱発電とか。
そんなキャンプ場、ないのかな?

今回のキャンプ仲間は、GW初日から1週間以上滞在する人も入れば
私のような途中参加、短期組もいて、大人と子どもあわせれば
総勢80名ぐらい?の大所帯!毎年この時期に新島でキャンプ&サーフィンしている
仲間が仲間をよび、またその人たちが友達や家族をつれてきては、また一人、また
一人と仲間が増えて・・・という具合に集まった、なんとも
気持ちがいい、カラッとしていて、とことん遊ぶことが大好きな人たち
の集まりです。

子連れでも、まわりの人たちが面倒をみてくれるし、
ストレスなく自然の中で元気いっぱい走り回って楽しそう

名物、ケンタウルスも登場。

でも、着いた初日から怪しい雲が。
これから来る嵐を予感させるように海も荒れており...
当然、ノーサーフ。

でも、海に入りたい!とおもって、素潜り。

夜ご飯にカワハギをゲットし、

刺身にしておいしく頂きました。

これ、なんでもない行為に思えるけど、
気兼ねなく海にダイブできて(放射能の心配をせず)
顔をつけて目を開けて潜れるって
どんなに開放的なことか。

そこで採れたての魚を頂けるって
どんなに恵まれていることか。

*新島の海がほんとうに安全かどうか調べたわけではないのですが
少なくとも気持ち的には、だいぶ楽です(なんの根拠も
ないのであくまで主観です)

福島のサーフトリップで食べたあの新鮮な海の幸や
みんなで行ったあの海でのサーフィンがもうできないと思うと
もう2度と同じような過ちを犯し同じような場所をつくってはいけないと思う。

....と、暗〜くなっても仕方ないんだけど。
モヤモヤーとしてしまう。

で、話を元に戻すと(無理矢理)
次の日からはだんだん天候はあれ、テントにこもる日々。
昼から皆は飲み(私は飲めないので)、深夜までパーティーは続き、
睡眠不足で運動不足、だいぶ不摂生な生活のおかげで口内炎ができる始末!

低気圧は過ぎ去って晴れてきたのはいいけど、強風で海は大シケで予約していた
船は欠航となり、その次の日の船は満席で、結局予定より2泊延長。

服が足りなくて、しかも雨で洗濯できず、たき火とBBQの煙に
燻されて、自分がクサかったあ、笑。

最終日の朝には、ついに爆風によりテントが崩壊!補強はしていたものの、
自然の猛威を前に崩れましたー。安っぽいテントとちゃんと固定していない
キャンパー初心者は宿に避難あるいはテントが舞っていて
大変な事態になっていました。新島の自然、おそるべしです。


3日ぶりの青空と太陽!

ようやく海も落ち着いてきたものの、ゲッティングはハード。
まだまだ私が入れる状況ではなかったけど、いい波われてました!

風をかわす、アワイもチェックしたけど、ハードそう。

でも、せっかく重たい思いをしてもってきたボードで
一回もサーフィンしないで帰るなんて!!とおもって、
最終日、船の出港は11時ってことで気合いの4時起きで
波チェック。

ん??
風もおさまっているし、かなり期待できるんじゃない?

ということで、半分酔っぱらいの人たちをなんとか起こして
堀切へ。

結果は、頭オーバーの完璧なチューブ。
びびった。

もちろん、私は一本もメイクできませんでしたけど、
それでも、あの透き通った海に仲間と入れただけで
気持ちはすっきり!なんのストレスもなく海に入れるって
なんて気持ちがいいんだろう。

海上がりはみんないい顔してた。
海ってほんとうにすべてを包みこんでくれる。

新島ローカルのプロサーファーの子が、
いままで乗った波の中で一番いいチューブだった
と後日言っていたというのを聞いて、納得。
それぐらい、クオリティの高い波でした。

いつか私もあのグリーンルームに入るぞー!
サーフィン、がんばろうっと。

池澤夏樹さんの小説、「カイマナヒラ」のなかにある言葉で

「サーフィンに出会えたら、それでその人生はもう半分は成功なのよ」

とあるけど、まさに。

新島のようなキレイな海と自然をいつまでも残していくために
海で遊ぶ楽しさや喜びを子どもたちに伝えていくために
まずは大人も一生懸命になって自然に遊んでもらって
体感することからはじめなくちゃ。

ハッピーバースデイの大合唱も頂いて
いろんな人にまた祝ってもらって、
お世話になったみなさま、ほんとうにありがとう。
また来年リベンジします!