オーストラリアのコロナ事情は、デルタ株が徐々に感染を広め、メルボルンやシドニーなどの
大都市ではロックダウンが続き、その影響を受けて、NSW州全体も警戒態勢に突入。

1名の感染者がでただけで、その行政地区はその日の夕方から速攻1週間のロックダウン、
というケースも珍しくありません。

いつもなら、シドニーやお隣の州クイーンズランドからの観光客で賑わう
バイロンベイも、8月10日から9月10日まで、異例の5週間というロックダウンを経験、
時が止まったように静か、ほとんどのお店も一時休業せざるを得ない状況に陥りました。

ロックダウンのルールは、基本的には自宅待機、必要不可欠な用事
以外の外出は禁止、同居人や家族以外の人と会うことも禁止。
幸い、野外でのエクササイズ目的での外出はOK。

いろいろな制限はあるものの、世界最長のロックダウンを経験している
メルボルンの方々と比べたら、全然マシな状況です。
自然に近い暮らしがあるし、仕事も幸い継続してあるし。
ロックダウンによって経済的、精神的な窮地に追い込まれた人たちが
普通の元通りの生活に戻れるよう「自由」の解放(ロックダウンの解除、規制緩和)を叫ぶのも
わからなくもありません。

ロックダウンの間は、エクササイズした後、家であれやこれや創作活動。

将来的に水彩画アーティストとして名を馳せたいと密かに思っているレモン君にプレゼントした水彩画キットでお絵かき。

彼のお母さんのためにバースデーカードをそれぞれ手書き。

   

ビーチで拾ってきた石もペイント。用途と意味は特にありませんが、なんだかかわいい置物でしょ。

ここ数ヶ月、「自由」という言葉(英語のフリーダム_)
がよく議論されるようになってきました。

加えて、ワクチン問題。

ワクチン摂取については、ほんとうに、さまざまな意見、立場、
見解、状況があると思うので、ここではあえて書きませんし、
私は、それぞれの意見や考え方を尊重しています。

ただ、オーストラリアで顕著になってきているのは、
摂取者と非摂取者の心理的、経済的、物理的格差。

ワクチン摂取がはじまったのは今年2月からですが、
最初は在庫も空くなく、また国民も懐疑的、消極的だったので
これまで政府の思うようにワクチン摂取は上がりませんでした。

そこで、ワクチン摂取率80%を目指すNSW州政府は、
「開州(開国??)に向けてのフリーダムロードマップ』を発表し、
10月11日よりワクチンを2回摂取していない人は
他人と接触する可能性の高い場所や滞在時間の長い場所、
例えば、レストランやパブ、美容室などビューティー系、
にはワクチン証明書がないと入店ができなくなりました。

俗にいう、ワクチンパスポート。
2回打っていない人は、好きなところへ自由に行ける「自由」への切符が剥奪された
ような感じです。

加えて、職業によっては、ワクチンを打っていないと働けない、という事態にもあり、職を失う人だけでなく、雇用者側もスタッフで打ちたくない人が多いから営業できないと、ワクチン問題は根深いのです。

とは言っても、今後、ワクチン摂取率が上がることを見込んでいて
上述の措置も12月1日までの暫定

それ以降は、ワクチン摂取者も、非摂取者も、自由にどこでも行けるようになります。
もちろん、海外との国境も開く、という話しです。

10月24日時点でのバイロンベイ地区のワクチン摂取率は、1回目済み83.4%、2回目済み63.5%

他の統計を見ると、

2021年10月11日現在。

ソース;THE GUARDIAN

  • NSW州の4.5Kは、現在コロナにかかっているアクティブな人が45,000人(K=1000)
  • 16歳以上のワクチン2回摂取者は、国民の69.09%
  • 1週間の新規感染者数、合計15,744人。
  • OECD諸国38か国のうち、オーストラリアのワクチン摂取率は29位。

<州別のワクチン摂取率。2021年10月18日現在>

NSW州は、1回目摂取 92.02%   2回目摂取 80.31% 

WORDLOMETERによると、2021年10月18日現在、オーストラリアの

コロナ感染者数累計 143、204人
死者数 1,532人

他国から見れば数値的には低く抑えられ、オーストラリア政府の鎖国政策、ロックダウン処置は
一定の効果があったと言えます。

この先、コロナウィルスがまた変異するのか、ワクチンの効果(あるいは長期的影響)はどうなのか、
はたまた、全て陰謀説なのか。。。

コロナが広がり始めた2020年4月に書いたブログ記事
遠く昔のことのように思えるけど、1年半経って、
自分の世界も、外の世界も、いろんな意味で大きく変わった。

特に、レモン君の事故を経験してからは、
健康でいられることの重みを痛感した。

常日頃から健康には気をつけているけども、免疫力アップのために心がけていることは

<適度な運動>

  • 週4日程度、60分ヨガ(5年ぐらい通っているCreature Yogaのオンラインクラスを活用)
  • オンラインピラティスのワークアウト週5日程度、30分(Youtube で検索してお尻、脚、お腹、背中に効くやつ)
  • サーフィン。波次第で最近は週1、2日かなー→もっと増やしたい
  • ウォーキング;ゆっくり1時間程度、週2日→もっと増やしたい
  • 月2回ぐらいのオーシャンまたはリバースイム→もっと増やしたい

 

  

  

 

<サプリメント>

  • 鉄分、コラーゲン、ボーンブロス、亜鉛、マグネシウム、マルチビタミン、MCTオイル、ヘンプパウダー、カルシウム、クロレラ、ミネラルを毎日摂取

<睡眠> 一日8時間以上取るようにしています

<食事> 仕事柄、私はお肉もお魚も味見程度にいただくけど。自炊する時は、ベジタリアン食。レモン君が30年間以上ベジタリアンなので、お肉は買わないし料理もしません。魚は月に1回か2回、たまに買って調理する程度。滅多に外食はしないけど、シェアして食べることが多いので、大体ベジ食を頼みます。野菜たっぷり、タンパク質は豆腐や豆類から。

お庭でとれたフレッシュサラダとハーブ。パンやケーキもよく焼きます。

  

タバコは吸わないし、昔から全く飲めないのでお酒も一切飲みません。

と、内容だけ読むと、なんて超健康志向、ヘルシーな生活!

実際、鼻風邪や疲れからくる体の不調はたまにあるものの、二人とも風邪や病気とは無縁で元気です。ただ、それでも、私は、持病のアレルギー性鼻炎があり、消化系、呼吸器系(気管支)が少し機能低下ぎみなので、食べるもの、食べ物の組み合わせ、食べる時間によって体が重くなるので、小麦粉、乳製品はチーズ以外とらず、炭水化物を減らすようにダイエット中。あとは、針に定期的に通って身体の中から体質改善しつつ、自分でできるメンテナンスはサプリで補充、意識してブレスワークでエネルギーを整えるようにしています。

不安と困惑や葛藤の多い時代ですが、どこにいても、何をしていても、
まずは、いまある幸せと健康な身体に感謝して
それを維持できるようなおおらかな心を忘れずにいたいものです。