気がつけば、2014年1月も終わり...
遅ればせながら、今年もどうぞよろしくお願いします。

今年は、午年ということで、年女です(そう、もう36歳!!)

まさに馬のように駆け抜け、愛をもって
進化と成長の一年にするべく、やりたいことを、
やれるときに、全てやっていきたいと思っています。

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さて、12月21日〜1月13日まで実に24日間
8度目のオーストラリア、4度目のバイロンベイ(NSW州)
にバケーションでいってまいりました。
今回は、完全オフ、珍しく仕事抜きで。
(とはいえ、3週間は行き過ぎかもしれませんが...笑)

やっと、旅の報告がまとめ終わりました、、、
相変わらず長い文章なので、お暇なときに読んでくださいね。

私の無類のオーストラリア好きは、このブログや昔の
ブログでもさんざん綴ってきましたが、昔を振り返ってみると
当時思い描いていたことが、ちょっとずつカタチに、夢に近づいて
きていることがわかります。

はじめてオーストラリアを訪れたのは、2006年4月
新卒で入社した外資系金融機関でのキャリアに限界と窮屈さを感じ、
地に足の着いた暮らしと自由とサーフィンを求めて、
自給自足のコミュニティで暮らしたWWOOFの旅1ヶ月。
その時の日記は、こちらや
こちらを読んでね。

その時に出逢った人生の師匠、デジャーデンゆかりさんと約束した事
感じた衝撃とインスピレーション、そしていつかは「オーストラリアで暮らしたい」
という夢は、いまでも変わっていない。

以来、2007年にはケアンズ
2008年には、西オーストラリア州を2週間キャンピングカーで旅をし
2010年にはメルボルン
2011年には3ヶ月の旅はじめてバイロンを訪れたのもこのとき。
このときお世話になったえみちゃん
とはいまでは大の仲良しで、2012年2013年と2年続けて、
日本からマクロビシェフでご近所の中島デコさんを招聘して、
クッキングクラスツアーも一緒に企画、実行した。

オーストラリアの何がいいかって、サーファーにとってはいわずもがなだけど、
サーフィンやビーチ、キャンプなど、アウトドアライフ、外あそびが日常の一部で、
自然が雄大であること。なにせ、国土の広さは日本の22倍!!
だけど、人口は2,300万人程度。

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オーストラリア人のおおらかな気質は、この圧倒的な自然との
共存でできたものだとつくづく思う。
「No worries = 問題ないよ。気にしなくていいよ。」
オージーがよく口にするこの言葉にも、この大自然の中では妙に納得してしまう。

もちろん、ヨーロッパやアジアに比べて国の歴史が浅く、
文化的にはあまり魅力がないので刺激が少ないとぼやく人もいるけど、
だからこそ自由な発想で、自由に大陸を行き来し、たいていのことは気にせず、
オープンに、おおらかに、自由な時間軸でいきている。

過去にとらわれずに、未来に縛られず、いまという毎日を、楽しく、
何でも自由に出来る土地なのかもしれない。
それが故についつい怠けて、お気楽主義で、のらりくらりのヒッピー人生の人も
多いけど、それも、また異なる生き方(笑)

さて、今回は、旅するというより、自由に暮らす感じで、
特に予定も立てず、前半は、大好きな町、バイロンベイに17日間も
ステイしていました。

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元旦の朝食は大好きなトロピカルフルーツ山盛り!

クリスマスと正月の期間、バイロンベイは、オーストラリア全土から
また海外からの旅行者で、一年でいっちばん混雑しています。
そのため、宿はどこも満室、しかも超高い!!

しかーし。
頼みは友達の家。今回もチャッカビリティを存分に発揮し、
泊めて頂きました。ありがたや。

まずは、10月に初来日したバイロンベイ VOUCH SURF
のチームライダー、RAFとARI兄弟にお世話になりました。
*彼らの日本滞在日記はこちらからどうぞー。

ボーイズたちは、相変わらず昼間から飲んだくれるという
はじけっぷりです。

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バイロンのタウンから徒歩5分圏内という好立地で、
サーフボードも車も貸してもらって至れり尽くせり。

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そして、私の到着からおくれること1週間、
SAMBAZON の樺澤ひとみちゃんも合流し、
オーストラリア初上陸の彼女も、圧倒的な大自然に
大興奮していました。自然好き、アウトドアアクティビティ好きの
人にとっては魅力満載の国なのです。

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着いた初日早々、Tallows Beachでイルカとサーフィンセッション!
透き通る海に、まぶしい夏の日差し。
パラダイスです。

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真夏の正月は変な感じですが、
エンドレスサマーを満喫。

偶然にも、9月のカリフォルニアトリップでお世話になった
SAMBAZON本社CEOのライアン(右)とベニスビーチで
泊まらせてくれてネイサン(左)もバイロン入り!
ミラクルな再会でした〜。

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バイロンの後半は、友達に紹介された、サーファーで
JETSTARパイロットで成田に頻繁にフライトするという
マークのおうちにステイ。

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共通の仲良しの友達がいて信頼してくれているとはいえ、ねえ。

でも、臆する事無く、ここでもチャッカビリティをいかんなく発揮し、
「いつでもうちに泊まって好きに使っていいよ】
というオープンさ、寛容さを勝手にうのみに
お世話になりました。

もちろん、御礼に、日本食をつくったり、
フライトで留守の間は、かわりにブロンティとミッシーの
人懐こい2匹のワンコのお散歩とお世話が日課。

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ちなみに、こういっては何ですが、オージーの男の子の家で
こんなにキレイなお宅ははじめて!!笑。
インテリアのセンスもよく、
快適でホテルライクな住まいでした。

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クリスマスホリデーを兼ねて遊びにきていた
マークの家族(弟夫婦とお母さん)にも日本食をつくって
あげたよ。

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毎日なにしてたの?って聞かれますが、
朝起きて、地元の人が集う美味しいコーヒーショップで
ソイカプチーノを頼んで、
波チェックして、サーフィンして、
イヌを散歩して
マーケットいって買い物したり
ランチをつくって
という、暮らすような旅でした。

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ここで、オススメのコーヒーショップをいくつか
ご紹介すると、

TOPSHOP
元旦の日は朝6時から営業していて、
コーヒー40分待ちだった..という人気店。
大晦日から年越しの二日酔いは、ここの芝生で寝転がりながら
ダラダラ過ごすというのがローカルサーファーのスタイル。
ARIも働いています。

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BYRON BEACH CAFE
オーシャンビューでゆっくりしたいならここ。
テイクアウトもできます。

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ROADHOUSE
オーストラリアの中で一番ウィスキーの銘柄が多いとも言われている
カフェ&バー。タウンからちょっと離れた住宅街Suffolk の一角に。

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SUFFOLK BAKERY
毎日店内で焼き上げるパンやペストリーが美味しい。

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FEDERAL DOMA SUSH
タウンから車で20分走った、なーんもないところにぽつんと
佇む日本人経営のカフェ。友達のたえちゃんがバリスタとして働いています。

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バイロン近郊で一番美味しい日本食を出してくれます。
優しい、繊細な味に感動。やっぱり、日本食は世界一!

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どこも朝6時半か7時ぐらいから開店、
午後3時か4時には閉店という朝方スタイル。

意外かもしれませんが、オージーは
コーヒー通が多く、コーヒーに関しては、自分でカスタマイズして
オーダーする人も多いぐらいのこだわりよう。
メニューにも、
REGULAR, CAFE LATTE, FLAT WHITE, CAPPUCCINO, BLACK,
DOUBLE ESPRESSO… などなど、たくさんの種類。

どこもローカルサーファーのたまり場で
バイロンベイはびっくりするぐらい、ほんとうに
美男美女でオシャレなサーファーがたくさん。

一緒にハングアウトしている仲間も
今日が何曜日か、ということはあまり意識することもなく
毎日を自由にいきている感じです。

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えみちゃんともキャッチアップ。次回のマクロビプロジェクトも
いい感じに企画が固まってきました〜。

バイロンベイに暮らす人を大雑把に分類すると

1)定職について働いている人。
といっても、週5日でストレスフルに働いている人は
ほぼ、いない。それなりの貯蓄もあって、将来設計もしている。
ちなみに、パイロットマークのルームメイトで救急救命士のネイサンは
週4日働いて、週休5日制(それなりに大変でシリアスな職業ではあるけど)
というシフト。

「これぐらいが丁度いいんだ」とはネイサンの弁。
全身タトウーですが、職場ではまったく問題ないとのこと。
やっぱりオージーは自由だ!

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左がマーク、右がネイサン
*実は、ネイサンは3年ぐらい前から旧知の仲で3ヶ月前にバイロンに
配属転勤になったばかり!まさかマークのルームメイトになるとね。

2)その日暮らし
飲食店やお店などでアルバイトしながらその日に必要な分だけ稼いでいる人。

彼らからしてみれば、
「なんでそんなに働く必要があるの?」という感覚で
仕事やライフスタイルに対する価値観が根底から違います。
日本と比べて、どっちがいいか悪いか、ということではなくて、
世の中には多様な生き方や仕事の仕方、価値観があるけど、
大事なのは、何をしていても、自分の人生を楽しく、
自分がハッピーでいられる人は強いなーと思います。

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クリスマスはご近所のパーティーへ。
テーマは、バイキングだとか。
ワイルド!

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3)自由人、旅人。
バイロンベイはさまざまな人が流れ着いてきます。
ヨーロッパ、中南米からもたくさん。アジア人はまだ少ないですね。

彼らは旅の途中、あるいは毎日がサンデー、ホリデー(笑)のような
人たちで、ほとんど働かず、生活保護をうけたり、
お金をかけず(例えば車中泊)暮らしている人。

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えみちゃん曰く、ヒッピーたちのたまり場(笑)

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肩身が狭いとか、ネガティブで、悲壮感漂う気配は、
まーーーったくなく、ポジティブでハッピーバイブス満点。

イスラエル人ホフィ(左)は、タウンから車で20分、
森の中のコミュニティParadise One に暮らしています。

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Paradise One はエコリトリート、リゾート施設として
運営もされていて、住人は、そこでの仕事(清掃や料理など)をする代わりに
タダで住めて、あらゆるモノを共有する、という物質的なこと、
貨幣経済、資本主義に依存しないギフトエコノミー、
コミュニティになっています。

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定期的に、パーティーやらイベントやらが開催されているようです。
これは、前回の名残でここにバーがあったらしい。

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ご飯は当番制でつくって、みんなで頂く。
もちろん、宿泊者、住民以外の一般の人も参加できるとか。
メニューは、全てビーガンというのも
こうした場所では市民権が確立されています。

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とにかく敷地が広大
いたるところに、アートやインスタレーションがありました。

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バイロンベイが治安がよく、こうした人たちが差別、迫害されることなく
暮らしていける寛容さがあるのも、流れ人を魅了する所以かもしれません。

ちなみに、オーストラリアは現在好景気、
物価が信じられないくらい高い!
ランチで外食するとサンドイッチー+コーヒーとかで
15ドルはかかります。ひえーー。
最低賃金が18ドルぐらいなので(休日は1.5倍)
なので、何でもかんでも高いのです。

おかげで、友達の家に泊まっていると自炊ができて
経済的にも健康的にもヘルシー。

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バケーションとはいいながらも、
バイロンにくると、旧友とのキャッチアップのため
サーフィンやランチにと
やっぱり何かと結構忙かったりします。

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昔、いすみに住んでいたフォトグラファーのクニ君。
奥さんのアンジー、二人の息子ともに震災以降、バイロン在住。

いつもお世話になっている
オーストラリア留学センターの衛藤さんのご紹介で
バイロンベイイングリッシュスクールのマイケルと
3人で面白い企画のミーティングも行なったり。

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結局、完全オフとはいいながらも、どこかで
ネットワーキング、仕事的な立ち振る舞いをしていたりする..
その時の様子は、衛藤さんのブログをどうぞ。
いま企画しているプロジェクトがうまくいけば...
また近いうちにオーストラリア、いけそうかも!

肝心の波乗りは、この時期は北風、北東風が吹いてしまい、
The pass, wategoes などは、オンショアでジャンク気味。
風をかわす Tallows beach や南へ20分車で行ったBallina Northwall, Southwall
はできなくもないけど、基本的にはスウェルがなく、南風に変われば
Broken head などでも入水できたけど、毎日ファンウェーブという
感じではありません。4月〜7月ぐらいがベストコンディションですね。

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波のない日は、ビーチでのんびりしたり、
泳いだり。

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The Pass。波がいい時は、300mぐらいロングライドできますが、
大混雑覚悟で!

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Broken Head ↓

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Broken Headを上の遊歩道からみたところ↓

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遠浅で無料BBQグリルもあり、ピクニックやファミリーの大人気のWategoes↓
ロング向きのメローな波。

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Main BeachとClarkes Beach↓

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Belongil Beach ↓
ビーチブレイク。2年前、いい波ここであてましたー。

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2014年1月1日は、こんな感じで昼寝@Belongil Beach

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将来こんな家にすみたーい!

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寒い日本を脱出できて、それだけで十分幸せなことですが、
やっぱり、いい波に乗りたくて、サーフィンをがっつりしたくて
後半は、ソウルブラザーのNICK SAXONの暮らすニューカッスルへ。

旅は後半へとつづく...