今年3月に訪れたオーストラリアで、NICK SAXONとハングアウト
していたとき、一緒にバイロンベイでサーフィンしたジョニー。

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右からジョニー、私、ニック、ジョニーのお兄さんアンドリュー

10代の頃は、将来を有望されたグロメッツとして
プロサーファーとしてコンテストをまわり、
その後、高校教師を務めていたジョニーだけども、
働きすぎて心身ともに披露し、
生きる意味、目的を見失い、
人生をリセットするために、
人生をもっとシンプルにいきるために、
家を売り、フルタイムの仕事を辞めて、
愛車のレインボー号にサーフボードとギターと
サックス、キャンピンググッズを詰め込んで、波を求めて
気の赴くままに、導かれるままに旅にでたジョニーと奥さんのジェス。

*以下の写真は、すべてRebel on A rainbowより。

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彼らが立ち上げた、Rebel On A Rainbow
旅先でのたくさんの出逢いや、それぞれの人のキラキラした
ストーリー、美味しい食事、オーストラリアの息をのむような大自然のモーメント
などが描写され、キャプチャーされている、
なんともステキなサイトです。

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NICK SAXONと組んだバンドでは
サックスを担当。

ROAR Riffs: Brisbane Powerhouse from rebel on a rainbow on Vimeo.


彼らの旅のスタイルは、FRAMPING = FREE CAMPING 。
誰もいない、貸し切りの森の中やビーチにバンを停める。

そこには、静かな時間と豊かな自然が奏でる音だけがある。
お金ではけっして買えない景色、価値がある。

夜は焚き火をたき、シンプルな調理器具で
地元の食材で質素な夕食をこしらえ眠りにつく。

朝は鳥のたえずりで目が覚め、
車の窓の外に広がるのは圧倒的な大自然や
無人のブレイクを眺めながら頂くブレックファースト。

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サーファーなら誰もが羨むような旅とライフスタイルを
おくっているRebel on A Rainbow

サイトを見ていると、ほんとうに共感できることばかり!

まず、何より、Rebel on A Rainbowというネーミング。

Rebel は、しばし、反逆、反抗といった敵対的なニュアンスが
強い意味の言葉です。権力、支配、伝統などへの反抗で
ネガティブな感じがしなくもない。

そこに、希望や夢、感動を象徴するような
Rainbow =虹をかけあわせることで、
一気にワクワクする感じがしてきます。

虹の戦車号にのって、
旅先でたくさんの人に影響を受け
たくさんの人に影響を与えて
いままでは違った、既成概念に縛られない
生き方、暮らし方、考え方を、シェアすることこそが目的。

とにかく、オープンで、フリースピリットと愛に溢れている。
一昔前の、反核、反戦的な、LOVE& PEACEとも違うバイブス。

ジョニーとジェスなりの、
ゆるやかな現代社会に対するアンチテーゼ。

こうしなければならない。
こうあるべき。

誰が決めたかはわからないけど、
社会には、そんな暗黙ともいえるルールと
「常識」がある。

でも、常識ってそもそも何?

自分の世界、国においては常識なことも、
一歩外にでれば、井の中の蛙状態で
常識が、「非常識」にだってなり得る。

旅をして、視点を変え、世界を拡げると
それがよくわかる。

そうして、人は優しく、たくましく、
謙虚に、柔軟に、オープンになれる。

ジョニーとジェスは、「反対」と声高に叫ぶことより
人々との「対話」を通して、

こっちの方がいいでしょ。
こっちの方がカッコいいでしょ。
こっちの方がエシカルでしょ。
こっちの方が環境にいいでしょ。
こっちの方が楽ししいでしょ。

とメッセージをポジティブに発信している。

サイトを見ていると、まるで彼らと一緒に旅をしているようで
目の前には同じ情景が広がっていて、息をのむその瞬間の美しさ
静寂さ、雄大さに、人間なんてちっぽけな存在で、無力で、
悩みなんて吹っ飛んで、ただただ、「いま」生きていることを大切にしよう、
そんな気分にさせてくれます。

バイロンで出逢ったことをきっかけに、
嬉しいことに、インタビューを掲載してもらいました。

サイトの中には、RAINBOW NETWORK というコンテンツがあって、
ジョニー曰く、ここでは、同じ志、パッションをもつ人たちをつなげることを
目的としているそうです。

それぞれが、自分のうちなる声に耳を澄ますことで
自分にとってほんとうに必要なこと、心地いい生き方をみつける。

ここには、クリエイティビティと才能を開花させて、
自分なりの方法でゆるやかに社会とつながり、
地域社会や地球環境に貢献し、足下の暮らしから、小さな革命(反逆)
を起こし、毎日をハッピーに生きてる人たちが集まっています。

そして、彼らのストーリーは言霊にのって
伝播し、またそれを読んだ人が、インスピレーションを得たり、
モチベーションになっていく。

全ての人が、FOLLOW YOUR PASSION
生きる意味を問いただし、それぞれのココロの奥深くに、
ど真ん中にある、パッションに忠実に、向き合って、
人生をエンジョイしてくれたら最高だよね、
とジョニーはいいます。

これって、まさに私がこのブログや、動画インタビュー形式ではじめた
PEOPLEのコーナーで伝えたいこと!

ジョニー、最高!

いろんな生き方、考え方があっていい。
みんな違っていい。

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インタビューって、自分の原点といまの立ち位置を確認する
いいきっかけになります。

これまでの半生や仕事のことを振り返り
だからこそ、「いま」があることに感謝し、
これからの「未来」に想いを馳せて、
自分の価値観、生きる目的などを
まとめて書いてみました。

全編英語ですが、よかったらのぞいてみてくださいね。
インタビュー全文は、こちら

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私もいつかは、ジョニーたちのように、
ほんとうに必要なモノだけをもって
ほんとうに必要なモノだけを求めて
特に予定も詰め込まず、
毎日が冒険!の人生の旅に出たい。

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それを、ワクワクする冒険!と見るか
そんな贅沢な(あるいは堕落的な)ことしたら将来が不安..
と思うかは(笑)、人それぞれだけども、
自分をあらゆるしがらみ、環境、責任から
しばし自由にし、リセット、フラットにする時間が必要。
特に、日本人にはね!

このリセットの感覚は、サーフィンに似ているものがあるよね。

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美しい自然や人、モノに囲まれると
ココロとカラダが浄化されて、
たくさんのインスピレーションや
モチベーションがわいてきて、
いままでは違った視点で世界が見えてきます。

いつだって、隣の芝は青く見える。

無いモノをねだるより、現状を嘆くより
あるモノに感謝して、「いま」を楽しくいきることが
できれば、自分の世界もきっとカラフルに、
きらきらと輝きはじめる。

旅を非日常の体験、現実からのエスケープとして捉えるのではなくて
日々の暮らしの延長に、そうした豊かな時間をもつように
心がけたいものです。

thanks Jonny and see you out there soon!

The world is a book and those who do not
travel read only one page

– Saint Augustine