今回で7回目となるオーストラリア。
そして、3回目となるバイロンベイ。
「ただいま」というと
「おかえり。待ってたよ」
と言ってくれているような気がする。
ほんとうに、水があうというか、肌にしっくりきて、
細胞がイキイキとなって、魂が喜ぶ感じがわかる。
今回は、仕事でかなりバタバタしていて、
2週間の滞在中、サーフィンができたのは4回。
いい波あてられたのは、2回かなー。
それでも、寒い北千葉の海からワープして、
水着でのサーフィンは、至福。
たまたま偶然バイロンに居合わせた人もいたり、もともと
バイロンに住んでいる人もいて、会いたい人がとにかく
いっぱいいすぎて全員とはキャッチアップできなかったけど...
タイミングよく会える人もいるんです。
去年初来日し、ジャパンツアーをコーディネートしたニックサクソン。
ブリスベンでのライブを終えて家に帰る途中(900kmの長距離ドライブ!)
the pass でキャッチアップ&サーフ。
今年の夏、ニックとは、また日本でのライブツアーも企画中〜
他にも、サーフライダーの仲間と会ったり、
Economics of Happiness のカンファレンス準備で忙しいさなか、
アンニャ・ライトも遊びにきてくれたり。
クッキングクラスの合間は、ファーマーズマーケットで情報収集したり、
クッキングクラスのフライヤーを配って営業活動したり。
バイロンベイのファーマーズマーケットは、毎週木曜朝7時から11時頃まで開催。
「朝食は毎週ここで食べるの」
というのは、バイロンのローカルライフスタイル。
マランビンビーは、毎週金曜開催。
バイロンに比べ、子育てしやすいマランビンビーの町は
子どもたちもたくさん。
好景気のオーストラリアは、インフレで物価が超高い!
(しかも円安で1ドル=100円ぐらい!!)。
生活はけっして楽ではなさそうだけど、みんなのびのびとしていて、
なんだか幸せそうじゃない?
平日の朝(この日は金曜)なのに、この賑わいとアットホームな感じ。
新鮮な食材、オーガニックなもの、できるだけ生産者から買いたいという
ニースがこれだけあれば、農家も作り手も、マーケットを中心に生計をたてられる。
毎回必ずお土産にかう、マカデミアナッツペースト!!もう、これが激うまなんです!
日本でもだいぶ浸透してきたファーマーズマーケットだけど、
こんな風に、地域に根ざした、地域に支えられるカタチになるといいなあ。
オーストラリアの何がいいかっていうと、
「地球ってでっかいなー、広いなー」と思わせてくれる自然が
身近にあること。
雄大な自然に囲まれて、ひろーい空を見上げたすると
この地球の中で自分の、人間の存在なんてほんとうにちっぽけで、
くよくよ悩んでいることがあほらしく思えてきたり、
生きているだけでいいんじゃない、って思えたりする。
それは、日本で海の上に浮かんで、サーフィンをしていても
思うことだったりする。
海の中では、海の上では、人間なんて、ほんと、無力。
全てを委ねるしかない。
オーストラリアに来ると、まず、靴を脱ぎ捨てて裸足で大地を
感じたくなる。時には、服も脱いじゃって(笑)
みんなで川アソビ、水アソビ。服なんて着ていられませーん(どうなったかはご想像にお任せします,笑)
いつのまにか、頭でっかちになっている脳みそを一度リセットして、
いつのまにか、自分をまもるために身にまとってしまった無用な
プライドやココロの鎧も脱いで
いろんなことを削ぎ落として
ふつふつとわき上がってくる感情の赴くままに、
ただただ、素直に、オープンに、
全てをありのままに、ありのままを、
奇跡ともいえるその瞬間瞬間をエンジョイする。
それは、ただ、シンプルになること。
シンプルを感じること。
その一番大切にしたい価値観を思い出すために、
裸の自分になれることが心地よくて嬉しくて、
こうしてオーストラリアには呼び戻されるのかな。
まだまだ、いろんなものを捨てきれずに、
なかなかシンプルに、なかなか器用に、
生きられない私ですが、
波待ちしているときのように、
焦らず、じっくりと、楽しみながら、
ぶれない芯をもって。
でもそのチャンスがきたら、恐れず、迷わず、
Go for it .
またすぐ帰ってくるよ、バイロン。
You are already naked, there is no reason not to follow your heart
– Steve jobs –