奄美大島から帰ってきて、またすぐ、旅にでてしまいました。

いや、でも、今回は、仕事メインでね。

毎年恒例のサーフライダーファウンデーション国際会議が今年は、ロングビーチ、NY!で開催されるということで、東海岸のサーフカルチャーをチェックしつつ、行ってきました、USA !

*ちなみに、去年の国際会議開催地は、ヨーロッパのリゾート、南仏ビアリッツとスペインのサンセバスチャン!そのときのブログは、こちらや、フクシマや放射能汚染の現状を伝えたスピーチはこちら、ね。

会議の内容は、SFJにレポートアップしたので、こちらを読んでね

で、今回は、NY入りする前に、2000年から一年間交換留学で住んでいたマイアミへ寄り道。

久々に、母校のマイアミ大学も訪れて思い出にひたってみたり。
あれから11年...あの頃は、ただただ毎日楽しかったなあ。

今回のステイ先は、マイアミ大学時代からのソウルメイト、マイクのおうち。
マイアミの繁華街、サウスビーチにあって、歩いて2分でこのビーチです。

マイアミはほとんど風波なので、サーフィンには向きませんが..

マイクは、幼少の頃、日本に数年住んでいたこともあり、
サーフライダーマイアミ支部の理事も務めていたりと、接点が多く、
今回は3年ぶりの再会(前回はLAだったかな?)で、
お互いのこれまでや、いま、未来について、アツく語り明かしました。

そして、同じく、ソウルシスター、ニッキーとも4年ぶり?に再会。
博士号まで取得した彼女の専門は海洋学。
それが、いまでは彼女、ちょっとした売れっ子ファッションデザイナー。

ファッションや服づくりが大好き、ということで、
学者より、デザイナーを目指したらしい。
好きなことを仕事にできて、それがうまくいくって最高ですね。

ニッキーがデザインするドレスは、どれも可愛いのでオススメ。
日本からも買えると思いますが。

そして、マイアミからの、ロングビーチのインテンスな会議からの、マンハッタン入り。

昨年のオフ同様
メンターのジム(サーフライダー本部CEO)とステファン(サーフライダーヨーロッパCEO)
とマンハッタンに滞在し、ここでもまた濃密なディレクターズ会議。

日本人に人気という(あとで知った)、SOHO地区のTHE JANE に泊まってきました。

さすが、NYC!
部屋のドアあけて、「あれ?あれ?あれれ?」と
笑っちゃうぐらいの、ほんとに、驚愕の狭さ、でした。

でも、併設のカフェやロビーの雰囲気は素敵。

口を開けば、3人が3人ともに、真面目に、今後の戦略やお互いの組織の悩み、
問題を共有。話はつきませんが、せっかくNYにいるのだからと、市内散策

ロングビーチでは、ノーサーフだったので、運動!運動!とはりきって
自転車を借りて市内をかっ飛ばしてきましたー!

タイムズスクエアーを3人で自転車にのって走る疾走感が、スリリングで
気持ちよかったー!(横断歩道待ちしていたNY在住の友達にも偶然ばったり!)

そして、東海岸サーフカルチャーブームの火付け役となったファッションブランド
SATURDAYS SURF NYC もチェック
してきましたよ。

NYのサーファーやクリエーターたちがくつろぎに集まるスタイリッシュな
“溜まり場”となっているお店です。

店内のエスプレッソバーでは、バリスタがオリジナルローストを用いた
自慢のコーヒーを振る舞ってくれます。

中庭でランチをする人も多いのだとか。

西海岸のサーフカルチャーが横乗り系、ストリート系で、ゆるい感じ
であるのに対し、東海岸は、インテリジェントで都会的、ファッショナブル。

日本でも、サタデーサーフ現象、盛り上がってますね。

さて、ジムとステファンと話していると
いつも勇気づけられ、彼らのやり方や考え方に
ビジネスパーソンとしてとてもインスパイアされることが
多いのですが、彼らだって同じ人間。

悩むことだって、当然、あります。

正直、私も、ちょっと仕事に行き詰まり、なんだか
全てが中途半端で、ただ「流れ作業」のように
タスクをこなしている自分がいるんじゃないか、
それでいいと思っている自分がいるんじゃないか、
と最近落ちこんでいました。

でも、どんなにマルチタスクであっても
やっぱり、たくさんのことを一度にはできないのです。

多くを欲張ったって
どんなに立派な目標を立てたって
大切にしなきゃいけないのは、目の前にある確かなモノ。

いつのころからか、旅の予定はたてなくなりました。
ただ、行き先を決めて、チケットを抑えるぐらい。
現地の事前情報をチェックしたり、ガイドブックとかは見ません。

その場にいってみて、その時の感覚とタイミングに身をまかせて
あとは、go with the flow. play it by ear.

人生もそんなものかもね。

煮え切らない様子で暗い顔で悩む(珍しく)私に、
ジムがこう言ってくれました。

WE HAVE DIFFERENCES
BUT WE ARE NOT DIFFERENT

確かに、私たちは、違う国に住んで、文化的、慣習的、政治的
制度的、などなど、さまざまな違いはある。

だけど、本質的には、人間として、何も変わらない。

一人の人間として同じように悩み、笑い、喜びを感じ、
サーフィンと海が好きで、好きで、仕方がない。

違いがあるからこそ、お互いを敬い、愛し、ケアし
理解し合おうと、つながろうとする。

だから、一緒にいる時間が最高に楽しい。
だから、遠く離れていても、ココロの距離は近い。

サーフィンを通して出逢った人の数、
そして、こうやって深まっていくつながり。

もう、サーフィンなしの人生は考えられないなあ。

ジム、ステファン、来年もまた会えるといいね!

で、NYでの名残惜しい旅を終えて、日本に帰る前に
またちょっこと弾丸で立ち寄ったのは、やっぱり、

ハワイイ!

日本からやってきた波乗ガールズたちと合流して
ぎりぎりまでエンドレスサマーを味わって、ラジオに間に合うタイミングで
帰国ました(笑)。

夏のスウェルも終わりかけ、という感じで、タウンの波はスモール傾向
でしたが、それでも2日目のダイアモンドヘッドはセットで肩の
ファンウェーブ!

と調子に乗っていたら、
ヤラレました...

車上荒らし

ダイアモンドヘッドの見晴らしのいいところに駐車して
ウキウキ海に入っていくことを(おそらく)見られて
レンタカーってわかってますから、
まんまとやられてしまいました。

私ともう一人の荷物ごっそり、持ってかれました。
お財布、現金、カード、携帯、服、化粧品など
一式、盗まれてしまいました...

まさか自分たちが被害にあうとは、夢にも思っていませんでしたが
ダイアモンドヘッド、けっこう被害が多いようです。
みなさん、くれぐれもご注意ください。

すぐに警察を呼んでレポートを書いて頂き
おそらく海外保険でカバーされるのですが、
ショック...

まあ、痛い教訓ですわ。

ってことで、気を病んでいても仕方ないので
ハワイイのまぶしい太陽と、真っ青な海と空に
エネルギーをいっぱいもらってきました。

以前、外房波乗りダイアリーでも紹介した、
ノースショア、サンセットビーチを目の前にする
友達のおうちにも遊びにいってきました!

パラダイス、とはこのような場所をいうのでしょう。

家にいながら、ベッドに横たわりながら
波チェックができます。

仲間数人でシェアして、サーフィン合宿なんて、いかが?

ちなみに、私の隣にいらっしゃるのは、お隣の家にすむ
ノースのビッグウェーバー、ALLEN SARLO.
またの名は、WAVE KILLER とか KING OF MALIBU とか。

ちなみに、この日は、サンセットが1OFTオーバーの炸裂ウェイブ!

私たちは見学に徹していましたが、アランは
意気揚々とパドルアウトしていきました。

ハワイイでは、iphone を盗られたため
あまり写真がないのが残念だけど、ハワイイの海と
あの優しい風はしっかりとカラダにしみ込んでいます。


一緒に旅をした、ひとみ、ぱくちゃん、ありがとうー。
またガールズトリップいこうね!