はたらく、ということ。
大和言葉で、はたらくは、「傍」「楽」と書きます。
つまり、周りを楽にする、楽しくする=幸せにするという
意味かもしれません。
それがいつの間にか勝ち負けの競争社会、
効率性、生産性、スピード重視のファストな社会になってしまい
その結果、人はつかれ、時間がないといいながらもまた働き、
ふとたちどまって、ほんとうに必要なことを考えるゆとりがなくなっている。
忙しくしていると気付かないうちに、
早足になり、呼吸は浅くなり、眉間にしわがよって
深呼吸をして、空を見上げる事さえすくなくなってしまう。
私もかつては、サラリーマンの端くれとして
大学卒業後キャリアウーマンを夢みて外資系金融で
鼻息あらく働いていた。リーマンショック以前でまだまだ
バブリーな時代、数百億円単位の案件やグローバルなビジネスに
ダイナミズムを感じ、今後一生経験することはないような
素晴らしい体験もたくさんできた(大企業ってやっぱりすごいです)
だから、あっちの世界の人のことも一応はわかっているつもり。
そして、それが世の中のマジョリティーで(残念ながら)、
そのおかげで経済はまわり、その恩恵を私も受けていることも。
でも、もし人生の選択を迫られる時があったら、考えてみてほしい。
いまの仕事が自分の身の丈にあった働き方なのか、
自分が、いま、やるべき仕事なのか、
それによって自分の人生はどれぐらい楽しく豊かになって、
その幸せをまわりの人とちゃんとわかちあえて
その結果、まわりの人がちゃんと幸せでいられるのか
Do you work to live?
Do you live to work?
Are you Happy?
海から離れた東京での暮らしと、どこか地に足のついていない
働き方にずっと違和感があって、リアルな何かをもとめて
2009年8月より東京と外房の2地域居住をはじめて、
2011年4月脱東京、いすみの森の中に完全移住した。
森での暮らしは、シンプルでスローな時間が流れ、
東京にいた頃は気がつかなかったいろんなもののつながりを感じ、
感謝することが多くなります。自然とのつながり、ご近所さんとのつながり、
食のつながり、自分の内面とのつながり...そうすると、ほんとうの豊かさって
なんだろう、と、日々の暮らしの中で考え、「自 分は生かされている」と感じとる
機会がぐっと増えました。
今年こそ、ちゃんと地に根を下ろして、丁寧に暮らすぞ!と意気込んでいた矢先に
新しいミッションが降ってきました。
ソウルメイトであり、旅仲間であり、J-WAVE LOHAS SUNDAY
4代目ナビゲーターのKOKOちゃんから後任のご指名を頂いたのです。
4回ぐらいお誘いをうけて、その度に
NOと断りました(偉そうですみません)
だって、いまさら東京にもどって(週1日とはいえ)、働くなんて
無理無理、ぜーーーったい無理。ぜーーーったいやだ。
とかたくなに拒否してました。
しかも、スタジオは六本木ヒルズ33階、
まさに地に足がつかない場所。
地震がおきたらどうしよう、と思ってしまいます。
でも、さんざん考えた結果、
いろんな人に相談した結果、
お引き受けることにしました。
だって、ほんとうに有り難いお話だもの。
誰にでもできるお仕事じゃないし、
素晴らしい出会いと学びをもたらしてくれるし
いまの私には、周りの人の分まで発信することが求められて
いるのかもしれない、と思って。
というわけで、またお江戸で人肌ぬぎますか。
東京から一歩離れたからこそ感じる、私なりの新しい時代の
ライフスタイルや価値観をお届けできたらと思っています。
もちろん、ビーチカルチャーやサーフィンのこと、
外房ライフのこともじゃんじゃん発信していきます!
初回放送は4月1日(日)午前6時〜!
スタジオは午前4時?入り!
しばらくサタデーナイトフィーバーはお預けですが、
日曜の朝は早起きしてみんな聞いてね。