お酒がすっごく飲めそうで、まっーたく飲めない私ですが、
ずっと行きたかった寺田本家にいってきました!
場所は、いすみから車で2時間、発酵の里、神崎町。
創業江戸初期(1673〜81年)、契約農家さんの協力で
全量無農薬米を使用し、仕込み水は蔵からでる
地下水を使用。自然な菌で発酵させ、添加物は一切つかわずに、
手のひらづくりの生命力あふれるお酒づくりをモットーにしています。
寺田本家のお酒づくりに対するこだわりなどは、
こちらから→ http://www.teradahonke.co.jp/
ご近所のブラウンズフィールドが企画した寺田本家見学ツアーに参加させてもらったのでした。
今回は、酒製造の心臓部とも言うべき、
麹室(こうじむろ)まで公開してくれました。
この部屋では、お酒の味を決める麹が繁殖している。
温度や湿度など管理が重要で、普通の酒蔵では公開はしていないそう。
でも、寺田本家では微生物たちが発酵できるための「場のチカラ」が大事
だといいます。造り手の生き方考え方が、発酵か腐敗かを
決定しているともいえるほど、「場」の働きは重要なんだそう。
「自分たちが楽しく作業すれば、蔵に棲んでいるたくさんの菌や微生物も
きっと楽しくなるはず。そうして発酵したお酒はきっと飲んだ人をも
ハッピーにしてくれる」とは寺田優さんの言葉。
蔵人たちの粋な仕事風景
発酵が進み、ぷくぷくと泡立つタンクの中を除けば、
いいーかおりー!
酒母室で味見をさせてもらったら、ヨーグルトみたいで
とってもフルティー。これだけでちょっと酔っぱらってしまったわたし。
酒蔵見学の後は、おまちかねのポットラックパーティー。
お料理のクオリティの高さといったら!
加えて、寺田本家からは日本酒の大盤振る舞い!
お酒大好き!な千春は、にっこりこの笑顔。
この後の、酔っぱらい具合のひどさは本人の名誉のために
詳しくは語りませんが、そーとーひどかった!笑。
しかも、本人はほとんど記憶なし。ご迷惑おかけした方、すみませんです。
寺田本家の日本酒なら私もちびちび飲めそうなので、お土産に
「自然のまんま」と「醍醐のしずく」をお買い上げ。
ついでに、酒粕とレシピ本もかったので、
麹や発酵食の勉強をもっとしようっと。
そうそう、麹といえば、我が家でも味噌を7キロ仕込みました。.
大豆は、Farm Campus の千文ちゃんからわけてもらった
北海道産有機大豆3キロに
地元の麹屋さんの米麹を3キロ投入。
混ぜているうちから手がツヤツヤしてきます。
いいかおりー。
夜6時からスタートして仕込み完了は深夜2時...
全て手作業でやったので、腕が筋肉痛っす。
我が家もいい「場」に元気な「微生物」が棲みついていると思うので
おいしー味噌ができますように!