10月のよく晴れた日に、静岡県浜松からやってきた保育士の関優里(せきゆうり)さん。

  

優里さんの希望を叶えるべく、できるだけ自然に触れる旅をコーディネートさせて頂きました。

我が家の暮らしに受け入れるから、いろんな不安も入り混じり、さすがに私も毎回ご本人に会う前ではドキドキ。

でも、そんな心配をよそに、優里さんは初対面にも関わらず屈託のない笑顔ですでにリラックスモードな感じ。

保育士さんだけあって、雰囲気も柔らかくて可愛らしい。でも、ガッツがあって好奇心旺盛で、いろんなことをピュアに吸収し、毎日笑顔が絶えませんでした。

  

そんな優里さんと過ごした数日間を振り返ってみたいと思います。

到着された翌日は第二日曜で、毎月、シャノンマーケットが開催されています。

バイロンベイ周辺で開催されているマーケットの中では一番歴史があり、なんと今年で40周年!

生憎の天気だったけども、クラフトやファッション、食の出店者が集い、ゆるりと行われていました。

自然原料のみ、無添加の手作り石鹸たち。いろんなお店で石鹸をお土産に買っていました。

こちらは、在来のハーブやスパイス、岩塩など、美味しさがぎゅっと詰まったスパイスミックスのお店。

バイロンベイ最東端の灯台を目指すトレイルコースは必須!

  

ランチは、私も昔働いていた、街中の人気カフェBAYLEAFにて。

   

オススメのお土産などもご紹介します。

こちらは、バイロンベイ発ヴィーガンチョコレートのLOCO LOVE

近年爆発的な人気となったチョコレートの原材料にはこだわりが詰まっています。

カカオは、ペルーの小規模農家と直接契約して正当な賃金を払うフェアトレードカカオ。

甘味は、ココナッツシュガー、メープルシロップ、玄米飴などで白砂糖は不使用。

遺伝子組み換えされていない、乳製品不使用、グルテンフリー、オーガニックにこだわった原材料。

肝心のお味は、一度食べたら病みつきになる程、超絶おっいしーーーー!

ビーガンとは思えないほど濃厚で、1つでも十分。いや、むしろ、ちびちび味わって食べたい逸品です。

パッケージもかわいいし、乙女心をくすぐるキラキラした宝石箱みたい。

  

できるだけ環境に負荷をかけない、人道的にもフェアな、エシカルやサステイナブルな価値観、暮らしが当たり前に浸透している街ではショッピングも楽しみの一つ。

いろんなものが量り売りで買えるオーガニックショップ、SANTOS。

店内に置いてある商品の全ては、サステイナブルやエシカルであることが厳しく評価されてから店頭に並びます。

観光客に人気の複合型施設&農園型レストラン、THE FARMへも。

カフェ、レストラン、ベーカリーの他、花屋、アイスクリーム屋がテナントして入り、敷地内には馬や牛、鶏、やぎ、豚が、幸せそうにのんびり暮らしています。

 

個人的に旅のハイライトは、絶景の穴場スポットまで森の中をハイキング(場所はナイショ)。

   

   

運動大好き、アクティブな優里さんのリクエストもあって、サーフィンにも初チャレンジ!

コンディションは初心者にピッタリのモモ、腰サイズのやさしい波。

レモンコーチが優しく波に押すと、日頃ヨガをやっているせいか、バランス感覚抜群で最初でボードの上に立ててました。

何度も何度も波に乗って、すっかりサーフィンにハマってしまったよう。

ヨガは、私が長年通っているCREATURE YOGAへ。

オーナー、TAHL(タール)のクラスを体験してきました。

  

そして、1日の始まりと終わりは、我が家でのご飯。

季節のフルーツや旬の野菜をたっぷり使ったお料理を作らせてもらいました。

  

  

夜は、時には、インドカレー。

時には、味噌汁とジャージャー麺。

ベジパスタの日も。

1日の終わりは、ゆっくりご飯を頂きながら、夜遅くまでおしゃべりしたり。

4歳の頃から習っている書道師範の優里先生による、書道初体験のレモン君。

右の写真は、先生によるお手本。さすが、き、き、キレイな字!。羨ましいなあ。字が綺麗な人は心も綺麗な気がする。

            

こんな異文化体験、交流ができるのも、ホームステイならではかもしれません。

あっという間の5日間だったけど、昔から知っているような、近所に住んでいる可愛い妹分のような存在になって、別れ際にはお互いうるうるしちゃったよーー。

今の保育士の仕事も大好きで順調だけど、30歳を前に、次の人生のステージを考え始めている優里さんと話しているうちに、昔の私を思い出した。

私も安定した会社員を辞めて、自分がやりたいことを、自分が作りたい未来を夢見て、独立したのが28歳の時。

その直前に訪れたオーストラリアの一人旅が私の人生を変えてくれた

あの時、自分の直感を信じて、勇気を振り絞って飛び込まなかったら、いまの私はいない。

あれから16年も月日が流れちゃったけど、いまでも、あの桃源郷のような場所で過ごした時間や、おしゃべりした内容、頂いたご飯は、色濃く脳裏に焼き付いている。いまの暮らしの原点をつくってくれた旅だった。

あの時の気持ちを思い出させてくれて、どうもありがとう優里ちゃん!

旅は、自分の視野や価値観を広げるきっかけを作ってくれる。

そんなおもてなしと手助けを私もできたら幸せだな。

最後に、優里さんが書いてくれた素敵なラブレターを残します。

優里ちゃん、来てくれてほんとうにありがとうね。これからのあなたの人生を、応援してしていますよ。