今年もやってきました、味噌づくりの季節。

もう、かれこれ8年目。オーストラリアに移住して2年目の2016年からはじめた味噌づくり。

毎年、新しい生徒さんたちが学びにきてくれます。

今年は、2回開催。初回は、ゴールドコーストからわざわざやってきてくれた方々。

先日、リトリートでケータリングをさせていただき、そのリトリートの参加者たち。

  

1時間程度の講座と味噌づくりの後は、味噌をつかったレシピをふんだんに使用したマクロビオティックランチをみんなでいただきます。

ランチメニューは、

根菜の味噌汁、玄米小豆おにぎり、季節の蒸し野菜の柚味噌和え、大根ハンバーグ、わかめサラダ/にんじんドレッシング、青菜のガーリック味噌炒め、

デザートは、甘酒豆腐チーズケーキ

2組目は、ご近所に住む女性陣とその息子さん。

 

ここから半年ぐらい発酵させてお味噌が完成します。私も30キロぐらいまた仕込みました。

そして、今年は、醤油作りにもチャレンジ

ご近所ののんちゃんに教えてもらいながら、初挑戦。

しょうゆ作りは、味噌作りと似ているけど、ちょっと時間がかかります。

しょうゆの主原料となるのは、大豆、小麦、食塩。これらは微生物の働きによって発酵が促され、麹(こうじ)、もろみへと変化していきます。このもろみをしぼった液体を加熱、またはろ過すればしょうゆの完成。ざっくりとした言い方になりますが、これがしょうゆの製造工程だそう。

1)まずは、蒸した大豆を冷まして(右)、炒って砕いたおいた小麦(左)と混ぜ合わせる、「製麹」の工程。

2)均等に混ぜ合わさったら、麹菌をふりかけます。

3)麹蓋に移動させて、ゆっくりと発酵器で発酵させます。この時、温度管理、湿度管理がとっても重要です。

4)3日目、4日目ぐらいには、まるで抹茶のような色をした、麹。混ぜ合わせると、緑の胞子がふわりと舞い散ります!

5)あまりに胞子が舞うので、野外での作業に(笑)。この麹に食塩水を加えられてもろみとなります。

正直、見た目には黄緑色のドロドロしたものにしか見えず、とてもしょうゆには見えない。

もろみは長い熟成期間を経るうちに、微生物の力で色や香りを変化させながらおいしくなっていきます。ここから1年間ぐらいゆっくり寝かせて、絞ります。

どんなしょうゆに仕上がるか、とっても楽しみ〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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