今年4月に39歳の誕生日を迎え、30代最後!
来年には40歳と思うと人生(80歳まで生きたとして)の折り返し地点に到達かも。

ということで、人生の断捨離をここ半年かけてやってきました。

少しでも、より素敵な人生を歩むために、
少しでも、より素敵な人間になるために。
少しでも、より素敵な幸せの循環をおすそ分けできるように。

いままで、気にはなっていたけど見過ごしていたこと。
理由をつけては怠っていたこと。
ココロの奥深くにあって、向き合いたくいても勇気がなくてできなかったこと。
ずっと、もやもやしていたこと。

自分の弱さや醜さ、「あまり好きじゃない自分」ところと向きあうのは、
ものすごく勇気がいる。
本当なら、ずっと蓋をして、見ないふり、気が付かないふりをしていたい。

でも、時として、それに向きあうざるを得ないことがやってくる。
そうすると、ずっと蓋をしてきたこと、向き合ってこなかったものが、
膿のように、じわ〜じわ〜と滲み出てきて、「好きな自分」の領域を侵し初めて、
ネガティブスパイラルに陥って、どんどん淀んで濁っていく。

振り払いたくても、なかなか消えないネガティブ思考のパターンから抜け出せず、
やがては、執着して、手放すことがどんどん難しくなる。そんな自分は嫌だけども、
そういう時ってその状況から抜け出したくても抜け出せず、
なかなか出口が見えず、光がみえず、辛い。

そんな時は自然の中にでかけて、ゆっくり深呼吸。

ひとつひとつ、ゆっくりと目に見える世界から少し整理整頓しはじめてみると、
自分が身を置く環境が浄化されはじめ、古いものを手放し、新しいものを迎え入れる
準備ができてくる。それは目に見えない世界ではあるけども、確実にエネルギーを
よい方向へ、ポジティブな思考へと導いてくれる。

自分にピンとこないもの、人、仕事、ライフスタイルから脱出して、自分を解放
することが、次のステージへ人生をあげてくれる気がする。
人間完璧じゃないから、自分に正直に。
嬉しい時は純粋に楽しみ、辛いときは素直に表現し、泣きたいときは思いっきり泣く。

そんな半年間でした。
自分の中での感情の起伏や、自分を取り巻く環境がローラーコースターのように激しく
動いていたかのように感じていたけども結局は、自分のマインドの中の捉え方に
翻弄されていただけなのかもしれない。あるいは、過剰反応して、ドラマチックに
考えすぎでいただけなのかもしれない。冷静さ、こだわりすぎない、ことって大事。

嫌な事象や感情が起こるたびに、表面化してくる自分の嫌な内面、思考パターンを
見せつけられて、自己嫌悪、自己否定になってしまう。

いままでの生きグセや思いグセを変えることって、とっても大変。
でもそんな自分も、自分じゃん。
というわけで、古い自分、ネガティブな自分を解放すべく、いくつかのデトックス
を試みてきました。

1)心理的にインパクト大だったのは、エモーショナルリリース
さまざまな心理療法やセラピー、ヒーリングがヨガでもするかのような感覚で
日常的に行われているバイロンベイでは身近なセッションです。

エモーショナルリリースとは、無意識下にある顕在意識では出てきていない「感情」を
施術者からの誘導とともに行う自分へのコミットメントにより解放するテクニックと
されています。

生きグセや思いグセのカギを握っているのが、「潜在意識」です。
性格や習慣は、生まれながらの個性にも左右されますが、大半は
育った環境によって大きく決定されます。

人間誰しも、悲しみ、不安、怒り、拒絶、我慢、罪悪感、などの感情を少なからず
抱えています。それらを、自分の一部だと認めてあげること、そんな自分も
愛おしいと、労ってあげることが必要です。過去は過去。縛られすぎない。

私は、きっと、ずっと、ココロの奥底で一人で抱えていた、
説明しがたい不安や悲しみ、挫折、トラウマを2回にわたるセッションで
解放することができ、自己肯定することで、
そんな自分も自分!と、前向きに捉えることができました。
そのことに気づき、向き合い、勇気を振り絞って一歩を踏み出しただけで、
もう新しい自分のステージは始まっている。

2)フィジカル的にチャレンジングだったのは、腸内洗浄と断食。
ココロの膿とともに、体内に蓄積された毒を排出しようと、人生初の腸内洗浄に
チャレンジ。普段からお酒は一滴も飲まないし、コーヒーもここ1ヶ月
止めていたし、お肉はほとんど食べない。お魚はたまに、月2回ぐらい?
乳製品やグルテンも極力とらないベジタリアン生活で、断食は普段からなるべく
新月と満月の日に甘酒断食を夕食時にやっているけど、それでも39年間、
内臓にたまってこびりついたさまざまなモノをデトックスしたくて、
1週間の半断食と3日間の腸内洗浄に挑戦。(腸内洗浄はバイロンの専門クリニックで施術)

腸内洗浄の1週間前から、
朝はフルーツスムージーのみ(これは普段から。もう2年ぐらい続けている)
昼は玄米おにぎり1個、野菜スムージーまたは、フルーツ。
夜は断食
というメニューに切り替え、

腸内洗浄中と洗浄後3日間は
朝はフルーツスムージーのみ
昼は蒸した野菜と玄米
夜は甘酒
で通しました。

そこからは、ゆっくりと回復食にして、胃に負担がかかるもの、甘いものは
やめています。特に頭痛やめまい、貧血などにもならず、毎日ヨガやサーフィン、
ジョギングなどの運動もできるぐらい体力もありました。

腸内洗浄後は、全体的にむくみもとれてすっきり。体重の変化はそこまで
なかったけど、肌のツヤとハリもよくなったし、断食のおかげで胃も小さく
なって少量でもお腹いっぱいに。ランチを食べて、お腹がいっぱいすぎて
夕食抜き、ということも珍しくなくて、必要以上に食べる、
食事の時間だから食べなきゃ、ということがなくなった。

何より、思考がクリアになって、集中力も増した。
1年に1回の体のメンテナンスとして、腸内洗浄ハマりそうです。

3)メンタル的に効果絶大だったのは、瞑想。
これまで、ヨガのトレーニングやいろいろな場面、機会で瞑想することはあっても、
自分にあった哲学、手法がなくて、その効果には半信半疑だった。

でも、自分の内面を鍛えたくて、過去の思考パターンから脱却したくて、
意を決して、友人のジェイソンが主宰するヴェディックメディテーションのコースを受講してきました。

ヴェディックメディテーション(VEDIC MEDITATION )、日本語では、超越瞑想とは、
ウィキペディアによると、

インド人のマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーによって1950年代に知られる
ようになった、ヒンドゥー教に由来するマントラ瞑想法である。その思想や1958年に
始まった普及活動、普及組織も含めて指す場合もある。この瞑想法では、毎日2回、
マントラ(真言。静かに復唱する単語、音、または語句)を15~20分間心の中で
唱えて、心を静め、徐々に神経活動を抑え、意識を深みに導くことで、開放された
気づきの状態、最高の境地、純粋意識に達することを目的とする。
マハリシ財団関連組織で教育を受けたTM教師による直接の伝授を原則とするため、
内容の詳細は公開されていない。

朝晩2回、静かに座って、目を閉じて、マントラを唱える。
このマントラは、指導者(私の場合、ジェイソン)がいくつかあるマントラ
の中から、私にあったもの、必要なものを選んでくれました。

とってもシンプルな行為だけども、この1日2回の、自分との向き合い、
誰にも邪魔されないノイズレスな世界がとっても贅沢で心地よい。
瞑想というと、一般に心や邪念をコントロールするものだと考えられています。
心を静めようとしたり、呼吸や音に心を集中させようとします。

しかし、心を集中させることは難しく、雑念はやってきては消え、
消えてはやってくるものです。

人類の最も古い知識体系であるヴェーダの文献には、「超越」は人間の
最高の体験であり、人間が完全に発達するために不可欠であると
述べられています。このことは、今日では科学的研究を通して、
超越瞑想中に起こる体や脳の変化を計測することで確かめられています。

こう書くと、なんだか科学的、スピリチュアルに聞こえて、私も最初は、
その効果のほどを信じきれなかったけど
2ヶ月たったいま、毎朝毎晩、瞑想する時間が待ち遠しい自分がいる。

「〜をしなくちゃ」「明日は〜があるから。。。」と私たちの脳みそは
いつだって忙しい。そして輪をかけるように、その思考パターンがココロに
影響を与えてしまう。でも瞑想すると、気持ちがモヤモヤ、ザワザワしていても、
ゆっくり落ち着いて、その感情を客観的に観察して、あたかも自分にはなんら影響
がないかのように、ただただ、見つめることができる。

いままでだったら、執着してしまいがちで、どうして?なんで?と無理に答えを
探したり、納得するまで分析してみたり。

でも、いまは、あくまで外の世界で起きている単なる現象として捉え、
自分の内面の世界を穏やかに保つテクニックを得た気分。

それは、まるで海の表面は波や風で荒々しかったとしても、深い海底は、
とっても静かで平和で、自分はその海の中で、
海底から海面のざわつきを微笑みながら見上げているような感覚。

そんな境地に自分が達しれたことが嬉しく、瞑想するようになってから、
自分の内面が鍛えられ、よりピュアに、クリアに物事を見られるように
なった気がします。

忙しい毎日の中で時間がないと言い訳をしてしまいがちだけど、
この20分間のリセットが忙しい毎日をより丁寧に、楽しく、目的をもって
生きる手助けをしてくれます。

4)最後は、ずっと受けたかった、Yuko Iwasaki さんの占星術
日本でも度々セミナーをやっている方で、ずっと気になっていた。

私の生まれ持ったチャート(出生図)を手元に見ながら、
一人一人が持つエネルギーの個性を「星座」や「惑星」を通して
学び、ほんとうの自分自身になるためのキーワードを探り、
必要以上に過去や、生きグセ、思いグセに囚われずに、
でも、必要な過去はきちんとわだかまりなく精算しながら、
いまを、未来を、よりよく、より自分らしく生きられるような
ヒントをたくさんもらいました。

人生で起きることは、いつだって学びがある
失敗や挫折、苦悩は自分の内面を照らしてくれる経験としてとらえ、
思い通りにいかないことも、想定外のことも、悲しいことも
たくさんあるけど、それでも、昨日よりはいい明日になっていると信じて、
謙虚に、誠実に、恐れずに、まっすぐに向き合っていきたい。

こうして今日も元気に目覚めて、これから始まるワクワクな1日に感謝して。
こうして今日も元気に動いて、いろいろあった1日が無事に終わることに感謝して。

さあ、30代残り6ヶ月。
清らかに、穏やかに、健やかに、優雅に、毎日を生きていこう。