極寒の日本を脱出し、東京で働くあやさん、まゆさんのお二人が バイロンベイに遊びに来てくれました!

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お二人は半年ぐらい前にサーフィンを始めたばかりだそう。

平日は東京で忙しく働き、週末の時間があるときに電車で
湘南にサーフィンに行くようになってからサーフィンにハマって
いったそうです。

今回は、ニックがサーフレッスンのコーチを務め、
サーフィン中にイルカにも遭遇したり!と
バイロンベイの美しい海で思う存分、リラックスしながら
サーフィン、自然の中でヨガ、ソト遊びを満喫されていました。

「暮らすように旅する」がテーマのBLANCO としてはできるだけのんびりと、ゆったり滞在してもらえるよう、
今回のお宿は、友人のラニが住む自邸の一階部分を貸し出しているため、
そちらをブッキングさせていただきました。

2ベッドルーム、リビング、自炊もできるキッチン付き。
バイロンベイの街中からは車で5分ぐらい離れたサフォークパークに位置していますが、
その分閑静な住宅街で、とても静かな環境でのんびりされたい方にはオススメです。

滞在中は観光名所はもちろんのこと、できるだけローカルのライフスタイルに
近い体験やバイロンベイに住んでいるからこそ見つけられる穴場的なスポットへ
ご案内したいと思っています。

ゴールドコースト空港に到着され、サーファーズパラダイスでショッピングを
されたのちにお二人をお迎えし、初日の夜は早速ディープなローカルスタイルのディナーへ。

毎週月曜にはブロークンヘッドのコミュニティホールで開かれる移動式ピザ釜
PEPPE’S PIZZZA が大人気。ゆるやかな雰囲気に住人たちが集まっています。
ビールやお酒は自分たちで買って、芝生でまったりがローカルスタイル。

長旅の疲れのあと、南半球に輝く星空の下、頂くビールとピザ。
いたってシンプルな食事だけど、日本から来るとこの非日常の中にある
日常のシチュエーションがなんとも贅沢な時間に思えます。

毎日のサーフィンの他、バイロンベイの人気スポットをご案内します。
オーストラリア大陸最東端の灯台へは車でもいけますが、
せっかくなら森林浴しながら、潮風を感じながら、気持ちのいいトレイルを歩いて
登っていきます。長いコースで所要時間は2時間程度。

オーストラリア大陸最東端のポイントは一番最初に朝日が見える神聖な場所。
バイロンベイはアボリジニたちが聖地としてイニシエーションの儀式として集まる
「ミーティングプレイス」ともよばれていて、力強いエネルギーが集まるパワースポットです。

目には見えないエネルギーに惹かれてたくさんの人が集い、何かを感じ、気づき、
そして、またつながり、何かがはじまる。
「はじまりの場所」や「つながりの場所」、AWAKENING の場所なんですね。

そしてご案内するすべての方が感動するのが、私も日常的によく泳ぐ隠れ穴場スポット、天然のティーツリーの池!
我が家からは歩いて徒歩10分!

こちらもとても神聖な場所で、古来はアボリジニの女性たちがここで出産していたといいます。

ティーツリーの樹液が染み出して、水は褐色に濁っているので下が見えなくてちょっとドキドキしますが、
天然のアロマ効果でお肌も心もしっとり。

誰もいなければ裸で泳いじゃうことも!開放感は抜群です。
穏やかな池でただただ身一つぽかんと浮いていると
サーフィンとはまた違った水や地球、大地との一体感にいつも癒されています

サーフィン以外には、郊外までドライブしてオススメのお土産を物色したり、
地元で評判のカフェなどで食事をしたり、と盛りだくさんのツアーです。

バイロンベイから車で15分、ニューリバーの街には人気のレストラン&デリHARVEST のほか、セレクトショップや
アンティークショップが数軒あり、ちょっとシャレたお土産を買うならここがオススメです。
(*バイロンベイのオススメカフェ情報はこちらの記事をどうぞ

バイロンベイは、1960年代頃から自然や自由を愛するサーファー、ヒッピーたちが流れ着いたヒーリングスポットでもありますが、
最近では、シドニーやメルボルンからの富裕層の移住者も増え、人口9000人(市街地を含めると3万人)の小さな田舎町に
年間150万人の観光客が世界中からやってきて、洗練された多様なカルチャーが生まれはじめています。

また環境保全や景観保護への意識が強く(街中にはファーストフードのチェーンもなく、信号機や3階建て以上の建物もない)、
食に対する関心、意識もとても高くビーガンやベジタリアンの方も非常に多いですね。
生まれてから一度もお肉やお魚、動物性のものを食べたことがない、という人も珍しくはありません。

だから、ビーガンやベジタリアンはもちろんのこと、日本ではまだ馴染みのないグルテンアレルギー対応のグルテンフリーメニューも
当たり前のようにあり、卵もゲージ飼いではなくフリーレンジなどこだわりがあって、
そういったヘルシー且つオーガニック、地産地消を心がけるカフェで食事をすることで、
体も心も健康的にデトックスしてもらえたらと思っています。

泊まったおうちの近くにあるSUFFOLK PARK BAKERYは創業1986年、地元民に愛されるパン屋です。
サンドイッチやパイ、キッシュなどが毎日フレッシュに焼き上げられ、早朝6時頃から開店し、週末は
いつも混んでいます。

すっかり観光名所にもなったTHE FARM は、朝食の時間帯(11時45分までのオーダー)
に行くのが個人的にはオススメです。こちらにあるベーカリー、BREAD SOCIAL のパンやクロワッサンも大人気です。

今回は雨も多く、なかなか太陽が顔を見せてくれなかったけども
晴れた日には、ラグを引いてどこでもピクニック。

ローカルサーファーに人気なのは、いわずもがな TOP SHOP 。
元旦からオープンしているこのカフェは一年間の最高売上は元旦の日に稼ぐといわれ、
今年の1月1日は250万近く売り上げたらしいです。
コーヒーで1時間待ちとか、たかがカフェですが、侮れませんね。
ちなみに、席数はだいたい30席程度ですが、回転率を上げるために
食器はすべてコンポストできる紙皿、紙コップが中心、テイクアウトが多く、
ピクニックスタイルが定番。

バイロンベイでオススメするお土産は、毎週木曜に開催されるファーマーズマーケットか
街中にあるオーガニックショップのFUNDIES またはSANTOS で購入可能です。

こちらは私も大好きなマカダミアナッツペースト。主にパンにバターのように塗って食べたり、お菓子につかったり、
タヒニのようにドレッシングにもいけます。

量り売りが多いのも経済的で嬉しいですよね。
ゴミが出ないし、必要なものを必要な分だけ買えるので便利。

1週間の滞在でしたが、あやさんもまゆさんも、東京とは真逆のようなライフスタイルにカルチャーショックを少しうけつつも(笑)
バイロンベイの大自然の中でいらないノイズがシャットアウトされ、きっと何かが解放され、新しい気づきが得られたようです。

まゆさんの、「人生観かわっちゃう旅だったかも」
あやさんの、「つい忙しくて忘れていた食の大切や暮らしの大事な何かに気づいて、暮らしを見直すきっかけになった」
といった言葉が聞けて、とても嬉しかったです。

この旅や体験がまた次の自分のステップや、今後の人生において何かしらの意味合いをもつきっかけとなれば嬉しいですね。
そんな旅をプロデュースしていきたいと思っています。

まゆさん、あやさん、素敵な出会いをどうもありがとう。
また遊びにきてくださいね。