宮崎から高速バスに乗って、博多で電車に乗り換えて
いざ、福岡の糸島へ!
千葉の森の家で1年弱一緒に暮らしていた元シェアメイト
の畠山千春ちゃんが移住した集落があり、こちらも日本を離れる前に、
千春ちゃんに会いに、彼女が昔から描いていた暮らしを見に
来てみたかった場所。
福岡の自然も美しい。
千春ちゃんが暮らすのは17世帯の限界集落。
水がキレイで日本の田舎のような所に住みたかった、
という彼女の願い通り、昔ながらの石畳の農村集落に湧き水が
でる小さな村に彼女は彼氏のコウイチくんと根を下ろした。
千春ちゃんのことは、ネットで検索すれば名前がすぐ出てきますが、
肩書きは、暮らし方冒険家ですが、新米猟師として
動物の命(主にお肉として)を私たちが頂くことの意味や
忘れてしまった大切な価値観を赤裸々にそのブログや
書籍「わたし、解体はじめました」で
綴っていて、彼女のことを聞いたこともある方も多いかもしれません。
一緒に千葉で暮らしていたころから、とにかく美味しいものに
目がなくて(でも、もっぱら食べる専門。笑)、美味しいものを
一番美味しく、責任をもって、正しく食べるためには、
と究極を突き詰めていった結果、食べ物はどこから来るのか
誰がどう作っているのか、責任ある作り手や担い手になりたくて
またその学びを分かち合いたくて、鶏の屠殺ワークショップ
も企画したり、我が家で普通に鶏を絞めたり、していたのです。
4年経ったいま、単に食いしん坊なだけじゃなくて
お米も自給し、お肉は自分で狩ってきて絞めてさばいたものだけ、
野菜もつくって、養蜂もはじめてと、食料自給率はかなり高い。
しかもシェアハウスでみんなでご飯をつくって、
ご近所さんからおすそ分けを頂いたりで、食費は月2000円程度とか。
うん、素晴らしいーー!
昔と変わらず純粋でまっすぐな千春ちゃんは健在だったけど
大地に足をつけて、毎日の暮らしを丁寧に紡でいる
千春ちゃんがとっても大人に見えて、
人間として凛としていて、生命力にあふれ、たくましかった。
ヒューマンスケールな生き方がしたい
とずっと言っていた言葉がいまの彼女にはしっくりくる。
過去があるから、いまがある。
昔に語っていた未来と夢がいま、私の目の前にここにこうしてある。
自分が描く理想の暮らし、住みたいと思える社会のあり方
つくりたいコミュニティに飛び込んで、等身大で実践し、
表現している千春ちゃんにいいエネルギーを頂きました。
わずか1泊2日の滞在だったけど、千春ちゃん、こういちくん、
糸島シェアハウスのみなさん、お世話になりました。
私もバイロンでみんなを迎え入れられるような場所つくるから
いつか遊びにきてね。
PS. 千春ちゃん、こういちくん、ご結婚おめでとーー!
末長くお幸せにね。