ロハスサンデーのナビゲーターになって早4ヶ月が過ぎました。
ラジオをやっていてよかったなーと思うのは、魅力的な活動をしている方と
出逢うことができて、たくさんのことを学べること。

特に、自分が好きな分野、私の場合=海、のゲストと会えるときは
テンションもMAX ! !!

ここ一番!!の嬉しかったインタビューは、ミュージシャンであり、
サーファーのジェイソン・ムラーズ

2008年に発表した「アイム・ユアーズ」は、全世界で2000万 枚を売り上げ、
グラミー賞を2部門で受賞するという大ヒットを記録したサンディエゴ出身
のジェイソン。なんと、私のよきメンターでもある、サーフライダー本部の
CEOジムとはご近所さんであり、波乗り仲間、ということが発覚!
やっぱり、いろいろつながってますねえ。

「ああ、ジムね。この前、スワミーズでサーフィンしたよ。
つい2日前にメールをもらって今は日本にいるって言ったんだ。
今度、サンディエゴに来たら一緒に海入ろうね〜」

なんて、のっけからサーファートークで意気投合!

それもそのはず。

ジェイソンは、環境保護、芸術、教育のサポートのほか、災害からの復興を援助する
団体に金銭的援助を行うためのジェイソン・ムラーズ基金
を立ち上げ、ちゃんとしたことにお金が使われ、環境や社会がよりよくなるように
働きかけているんです。

そして、サーフライダーもその支援先のひとつになっているというわけ。
海への想いとパッションは同じ。サーファーに、肩書きや立場は関係ありません
(っていつものごとく超ポジティブシンキングですが。)


サーフライダージャパンのステッカーをプレゼントしたよ!

そして、ちゃっかり、動画メッセージも頂いてきたよ!


日本語字幕バージョンは現在翻訳&字幕挿入ボランティア募集中!ご興味ある方いる?

さて、ロハスサンデーでは、何故か、今回、かなり優遇?して頂き、
リスナー10組20名さまを都内某所で開かれた
シークレットアコースティックライブに招待する企画を実施
させてもらえたり、多忙なスケジュールをぬって
インタビュー&スタジオ生ライブ!も披露して頂きました。

なんでも、今回の来日でスタジオ生ライブは
ロハスサンデーだけ、とか。

うーん、なんでだろう。
やっぱり同じサーファーだから、とか・・・?笑。

スタジオで独り占めして聞くジェイソンの新曲
“I won’t give up ” の生歌は泣きそうになるぐらい
感動したけど、インタビューの内容もそうとうよかったので、
その一部を書き留めておこうと思う。

I won’t give up のオフィシャルPVはこちらね。

以下、ラジオでインタビューした内容の一部。
原文の英語は文末にあります。和訳は私の意訳です

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僕が、サーフィンを始めたのは当時つきあっていた彼女の影響で
2005年から。サーフィンをしているとき、ただ海にうかんで波待ちして
いるとき、それはまるでメディテーションのようで、
海の上を踊ったり、歌ったりしているような感覚なんだ。

サーフィンを通して、自分自身の内面をみつめることができて
揺るぎない強い、ぶれない芯ができて、自分が目指すべき道がみえ、
自分のライフスタイルもシンプルになっていく。

サーフィンをしたいと思えば、できるだけ長く海に入っていられるよう
自分のカラダもケアするし、サーフィンができる海の環境もケアしなければ
ならないだろう?サーフィンをするようになって、海の問題に意識をもつよう
になったし、僕の音楽づくりにもインスピレーションを与えてくれるし、
サーフィンからはいろんなものを教わったし、僕たちは
いろんな恵みを頂いているよね。

日々、環境のために心がけていることはあるかって?
その質問はほとんど毎日自分に聞いているよ。
そして、その度に、気分が落込むんだ。
僕がしていることは、十分じゃない、かもしれないって。

地球はもう取り返しのつかない状態になってしまっているだろう?
どうしたら、人の目を覚ますことができるんだろうって。

僕は音楽が売れれば売れるほど、莫大なCO2を出す飛行機にのって
世界中をツアーでまわる。もう充分稼いだし、もう充分世界をみた。

ほんとうに環境のためを思ったら、
一番いいのは、家にいてどこにも行かないことなんだ。

もちろん、家やスタジオにはソーラーパネルを設置したり、家の庭で
オーガニックの野菜をつくったり、移動はできるだけ自転車や低エネルギーの
車に乗るようにしているし、どこにいくにもマイボトルをもって、
使い捨てのプラスチック容器は断っていて、自分の暮らしから、
少しでもサステナブルにできればと、自分にできることはやってるんだ。
そうすると、お金もエネルギーも節約できるし、自分の健康状態もすごくいい。

ただ、僕がこうして話すたびに、自分の暮らしを持続可能なものに
シフトしようと努力するたびに、人は、まるで僕が馬鹿なヒッピーになった
かのように、冷たい視線を感じることがあるよ。
僕は、ムダなことをしているんじゃないかってね。

だから、ときどき、こうしたインサイト、世界を見渡して物事の
本質や実態を見抜くチカラが僕に備わっていなかったら、と
思うときさえある。

でもね、幸いなことに、僕には音楽を通して人に伝えるべき
役割がある。

こうして、君がぼくにマイクを渡して話す機会を与えてくれるように、
再生可能エネルギーへシフトしていくことの大切さ、
どんな商品を買うかについて意識をもつことの大切さ、
政治家や企業に対してロビーイングし、よりよい社会になるよう
人類が存続しうるような未来をつくるべくリーダーシップを
発揮してアクションを起こしていってほしいことを訴えることの大切さ、
そうしたことを、僕は伝えることができるよね。

でもね、たぶん、一番いいのは、みんなが自分で考えて、あらゆる問題、
それは環境のこと、社会のこと、に気がついて、
それを自分ごととして捉えて、自分で解決策を見いだしていくこと。

そのためには、僕がそうであったように...

みんなサーフィンにいくべきだね。

====ここまで=======

またステキな言霊をもらっちゃった。
ジェイソン、ありがとう。

Hope to share some waves @ swami’s
See u out in the line up !

そして、この日の夜は、大切な仲間たちに
日頃の感謝をこめて、みなでライブへ。


オフィスをシェアしている外房波乗不動産チーム、真くんと亜紀ちゃん、IRIE CAFEめぐちゃん

いま、私がここにいるのも、いまのライフスタイルがあって
一日を振り返って、
「ああ、今日もいい一日だった。幸せだなあ(いろいろあるけども)」
と思えるのは、アタリマエのことじゃないんだなーと最近ふかーく
思います。とっても、とっても、有り難いことです。

幸せって、たぶん、人それぞれに異なるけども、
私の場合は、そのベースにある大切な価値観は
やっぱりサーフィンと海なわけです。

そして、そこには、ちゃんと愛をもって接していたい。

自分の居場所と思える、帰るべきあったかいホームを
一緒につくってくれている仲間に日々感謝しながら。

SURF & LOVE

まだまだ中途ハンパで、外房と東京をいったりきたり
の生活だけど、それでも、ようやく、少しずつだけど
自分が3年前に森の家を借りたときに妄想で描いて
暮らしとつながりが、カタチになりつつある。
そして、それはどんどんひろがっている。

いろんな人に助けられ、支えられ、いまの時代に必要な、
ぶれない、揺るがない、
ほんとうの自分でいられる
居場所をようやく見つけた気がする。

いつもありがとう、
とみんなに言わなくっちゃね。

ジェイソンの歌声にみんなメロメロ、
トロケタ〜のは言うまでもありません。

ほらね、スタジオにもってきていた、
どこに行くにもマイボトル。

thanks and See u soon Jason!

以下、インタビューの一部書き起こし、原文。

What i do to take care of the environment?
that is a very difficult question and I ask that to myself everyday.
and everytime it makes me depressed.

No matter what I do, it’s not enough.
The house is solar paneled , we grow our own organic vegetables,
we ride bicycles, try to drive the most energy efficient car,
plant trees around the world to offset carbon emissions
carry my bottle to wherever I go so i don’t have to buy
pet bottles and single use plastics every time.

But what we have done over the past 100 yrs is irreversible.
how can we wake up people’s eyes?

I just have to do my part.

But I travel constantly.
The carbon footprint I emit is enormous
If I need to do my part, the best thing is to just stay at home
and don’t go anywhere.

But you give me the opportunity to speak, you give me the microphone
to share my thoughts about shifting to renewable energies, being conscious about
what you buy, lobbying against the government to sustain human lives

I practice at my own home, We have more wild life now and by eating
organic food, our health improves. And it also saves money, saves
energy and I notice improvements in my life.

but the more I become an activist, an advocate in these matters,
people stare at me as like I am a stupid hippie and I feel I am
wasting my breath.

I wish I hadn’t been given these insights.
it is so hard to change people

So you have to discover for yourself.

Everybody just needs to go surfing .