ゴールドコースト空港から飛行機で1時間、
ニューカッスルにやってきました!

予定よりサーフィンを存分にできていないので(それでも十分に大自然は
満喫しているけど)、これ以降の旅は、できるだけサーフィンと
サーフィン仲間を訪ねるトリップにしたいと思っています。

まず訪れたのは、ニューカッスルから北に60キロ、ポートスティーブンスに住む
Coghlan (コグラン) 家。

つながりは、去年1年間、房総は太東に住みながらWQS(サーフィンの大会)に
エントリーしていたプロサーファーNick Coghlan。15歳の頃から世界大会を
転戦して活躍し、20代前半は少しの間コンテストシーンから遠ざかっていたものの、
去年は日本のサーキットで好成績を残しました。当然、サーフィンは超うまい。

東浪見や志田下で、よく一緒に波乗りをしたり、
Hang Out したり。IRIE CAFEで送別会も開いたっけ。

お姉ちゃんのNadineも去年10月に日本に遊びにきて、
年齢が近いこともあってすぐに意気投合。

東京見物のついでに、お好み焼き屋へつれていってあげたら
大喜びしてくれた。

外房には外人サーファーも多く住みつき、ニックの先輩でオーストラリア人プロサーファー
ダレン・ターナー(手前左)もその一人。

そんなコグラン姉弟を訪ねに、野生のイルカやコアラ、カンガルーが
棲息し、黄金色に輝く砂丘で有名なポートスティーブンスに4日間滞在してきました。


まるでサハラ砂漠!映画の撮影にもよく使われているBIRUBI (ビルービー)BEACH

タイミングよく帰省中だったNadine と一緒に、最近の運動不足を
解消すべく、美しいビーチを眺めながら25キロのサイクリングへ。

想像以上に起伏に富むサイクリングロードで
ゼーハーゼーハー、いいワークアウトになりました!

ポートスティーブンスは、美しい入り江と国立公園に囲まれ
ダイナミックな自然が広がっています。ニューカッスルまで
通勤圏内であることから最近移住者が増えているようですが、
住民の多くは定年退職者で、街のムードはかなりまったりゆったり。

野生のコアラやカンガルーが棲息し、動物たちにとっても
ピースフルな街のようです。

手つかずの大自然が残り、ワイルドな砂漠路を四駆で駆け抜け
やってきたのは、サムライビーチ!


対向車もすれ違う事のできない狭い悪路。よく車がスタックしているそうです!

ニックパパにロングボードを借りてサーフィン。
土曜の朝だというのに、ほぼ貸し切り。
そしてまたもやイルカの群れと遭遇!

コグラン一家が住むBoat Harbour から一番近いビーチは
徒歩10分のOne Mile Beach. ここでもサーフィンはできるようですが、
ビギナーブレイクのようです。

ビーチまでは犬のインディーのお散歩コースで毎夕方の日課。


左から長女ナディーン(ダンサー、グラフィックデザイナー)パパ マイク(内装業、大工、サーファー)、ママ リン(保育士)

人によっては友達の家に泊まると緊張と遠慮から
逆に休めない、というケースもあるようですが、そんなことは無縁(笑)
持ち前のチャッカビリティを発揮し、かなりリラックスさせて
頂きました。

ハンモックで昼寝したり、読書したり。

お世話になったお礼に、持参した味噌、ミリンをつかって
日本食を振る舞いました!

日本食通のみんなのために献立は、自分でもつくれる
家庭料理。カジキマグロの煮付け、インゲンのごま和え、
豆腐と茄子の甘辛味噌煮、みそ汁、根菜の煮物、玄米。
デザートは、豆腐ティラミス!

おいしいご飯をみんなで囲む時間ってシンプルだけど
万国共通に人を幸せにできるから、すばらしいなとおもいます。
旅先での恩返しに日本食(家庭料理)をつくると喜ばれますよー。

波があまりなかったのでサーフィンは半日しかできなかったけど
アクティブに数日間を過ごしました。

ニックが目をつけていたという97年式のトヨタ車(タウンエースもどき)を
友人デイヴ(メカニックやエンジンのスペシャリスト)をつれて
インスペクションに出かけ、交渉の末、結果1900ドル!で即決、現金購入する
というオージー流中古車の購入の仕方も勉強になりました。


外観やエンジンなど、みんなで点検中!

内装はかなり仕上げが必要・・・

でも肝心のエンジンはデイヴの一応のお墨付きを得て
多少のディスカウントをしてもらって、交渉成立!
ニックもご機嫌。そして、相棒デイヴもなんと、ガレージに放置され、
廃棄される運命だったドラムセットを目ざとく見つけ、
なんとおまけでドラムセットも無料でゲット!
新しいおもちゃを目の前に、目を輝かせる男の子たちでした。

次の目的地は、ニューカッスル!
3年半ぶりの旧友との再会です。