南半球に位置するオーストラリアは日本とは季節が逆。
7月のいまは真冬にあたりますが、バイロンベイは温暖な気候に恵まれ、真冬でも最低気温は
10度を下回ることはあまりなく、日中の最高気温は20度前後で
日本の長い寒い冬に比べると、ぜんぜん暖かい!!
空気もからっと乾燥し、ちょっと運動すると汗ばむぐらい、日本の秋のような気候で
キャンプやアウトドアアクティビティにぴったり。
先日、バイロンベイの街中から車で45分のミニヨンフォールズ(滝)へハイキングに
行ってきました。
ナイトキャップ国立公園の中にあるミニヨンフォールズは、ヤシの木や亜熱帯植物が茂る深い谷底へ
向かって流れ落ちる、落差100 メートル以上の滝です。
駐車場に車を止めて、見晴らし台からは壮大な滝を眺められますが、時間があるのならオススメは、
滝壺まで下る約5キロ(片道約1時間)のトレイルがあります。
舗装されているところもあれば、岩場を縫うようなちょっと荒々しい場所もありますが、
それほど高低差はないのでトレイル初心者でも十分楽しめます。
ただ、雨が降った後は地面がゆるみ、滑りやすいので晴れている時期に、運動靴や
ちゃんとした靴でいくことはオススメします
谷を下るにしたがって、ユーカリの木々は次第に亜熱帯多雨林へと
様変わりして、豊かな生態系、樹齢数百年は超えるであろう大木、
所々に溢れる清流はただただ圧巻で、静寂な森の中ときりっと冷えた冬の空気に
身も心もぴりっと引き締まります。
海もいいけど、山や森から頂く大自然のエネルギーは太古の息吹を感じて、神秘的です。
バイロンベイ近郊にはたくさんの国立公園、滝、トレイルが点在するので、
またアドベンチャーに出かけてみたいと思います