レゲエ、といえば、誰を思い出しますか?
きっと、多くの方は、レゲエの神様、
ボブマーリーを思い出すでしょう。
いまでも多くの人に愛されるボブマーリー、
愛と平和を歌った名曲の数々は、気分をあげてくれます.
そんなボブのルーツ、生き様、成功の陰に隠れた苦悩の日々を描いた映画、
ルーツオブレジェンド、ボブマーリーが9月1日から公開されています。
ジャマイカ独立50周年を記念して、ボブマーリー財団初の
オフィシャルドキュメンタリーとなっています。
オフィシャルトレイラーはこちら
音楽で世界は変わる
それを体現したボブマーリーが辿った波乱の36年
ボブ・マーリーの生涯を、
家族や友人、バンド・メンバーによる貴重なインタビュー、
未発表音源や未公開映像が満載、 まさにボブ・マーリーの素顔に
迫った144分の映画です。
“レゲエ”という一つの音楽ジャンルを世界に広めた
ミュージシャンであることは私も知っていましたが、
ジャマイカの 歴史すら変えたことは
今回はじめてしりました。
当時、ジャマイカでは2大政党が争い、街中では暴動がおき、
情勢が不安定で、ボブマーリーも国外に亡命するのですが、
祖国に平和をもたらすためには、ボブのカリスマ性、
協力がが不可欠だということで、説得され、
周囲の反対を押し切って、ジャマイカに帰国することを決意します。
そして、二大政党の党首をステージ上で握手させた
“One Love Peace Concert” が実現しました。
ボブ自身、幼少時より人種的な偏見に晒されながらも、
その逆境に立ち向かい、愛と平和、黒人の人権、ジャマイカの平和のために
歌い続けたボブだからこそ成し得たこと。
でも、スター街道をかけあがり、名声と富を得ながらも、その
暮らしはとてもシンプルでした。
とあるインタビューで、インタビューアが、こうたずねます。
「アナタは成功してお金持ちにになって、
たくさんのモノを手にいれましたね?」
すると、ボブはこう応えます。
possession is richness?
I don’t have that kind of richness
Richness is in my life
*要約
たくさんのモノをもっていることが豊かさの証?
そんな豊かさは必要ないね。
俺の豊かさは生きること、生命のなかにある。
多くを持たずに、ただ生きる事、人のためにいきて、
人のために、ジャマイカのために歌い続けた
ボブマーリー、オススメの映画です。
もちろん、音楽も最高です!