そもそも、2015年にこのBLANCOを立ち上げたきっかけは、
暮らすように旅する、
ローカルならではのおもてなし、
旅をきっかけに人生が少しでもポジティブにシフトするきっかけ
を提供できたらと思ったことでした。
コロナ以前は、ちょこちょこあったら旅の相談やツアー・メディアコーディネートもコロナ禍でぱたっとなくなってしまったけど、「ロコタビ」というサイト経由で、和歌山在住のHIMENAさんからご連絡をいただき、バイロンベイのツアーをアテンドすることになりました。いずれ、バイロンベイへワーホリできたい、という夢のリサーチを兼ねて日本から弾丸で来てくれました。
事前のオンラインミーティングで顔合わせしてから、準備万端で渡豪したひめなさん。
地元和歌山県では動物園の飼育係として働くほど、動物が大好き!
今回は、できるだけ、動物や自然に触れられる機会を多く、というリクエストにお応えして、一日プランを組み立てました。
朝は、9時前に宿泊先までお迎え。
まずは、観光スポットと化した大人気複合施設、THE FARMへ
2016年にオープンした巨大複合施設のモットーには、
GROW 育てること:食べものを、人を、コミュニティを、育てること
FEED 養うこと:自分自身のカラダと魂を、住む土地を養うこと
EDUCATE 学ぶこと:自分自身に、周りの人に、コミュニティに学びを与えること
とある。80エーカーの広大な敷地内には、レストランTHREE BLUE DUCKS、ベーカリーTHE BREAD SOCIAL、
花屋、ジェラート屋、ギフトショップ、が立ち並び、それぞれの店舗がオーナーに賃料を払う形で独立経営、運営している。
1時間程度のファームツアー(要事前申し込み、大人一人$15)では、この場所の成り立ちから、企業理念、社会的責任、サスティナビリティへの取り組みなど説明してくれます。私は、通訳として、ひめなさんと一緒に農園を周りながらツアーに参加してきました。
食用のヨークシャー豚。フリーレンジといわれる放し飼いが動物にも優しい。
日本では(敷地的な制限からか)なかなか難しい、フリーレンジ。
広大な敷地のオーストラリアでは、健康志向、オーガニック志向も高まって、ケージ飼い(おり飼い)より、倫理的、環境的にも優しいよりフリーレンジを好む人が増えています。
畑で育てている野菜は、レストランで使われるほか、区画単位で借りている地元の小規模農家さんのものに。
もちろん、農薬、化学肥料など無使用。
エシカル、サステイナブル、オーガニック、という3つの基本理念を軸にビジネスを経営していることを改めて学ぶことができて、
私もとっても有意義な時間が過ごせました。
ツアーを終えた後は、毎月第4日曜に開催されている、バンガローマーケットへ。
バイロンベイから車で15分程度の隣町、バンガローの広場で開催されるコミュニティマーケットには、クラフト、飲食、衣料、など100店舗以上の出店者が並びます。
お土産選びにはぴったりの場所です。
マーケットで腹ごしらえしてからは、ひめなさんのリクエストで、ティーツリーレイクへ。
あいにく風が強くて、少し肌寒かったので泳ぐことができなかったけど、ティーツリーの樹液が染み出した池は、不思議な褐色。
夏の暑い日には、浮いているだけで癒される、ヒーティングスポットです。
最後は、バイロンベイの全体が見渡せる、灯台ウォーキングコース。
THE PASSを出発して、海沿いを歩きながら壮大な景色を眺めてオーストラリア最東端の灯台を目指します。
多少の階段はあり、きつい箇所もありますが、眼下に広がる海を見ているとあっという間に着きます。
バイロンベイに来たら、絶対、ぜひ、トライしてほしいウォーキングトラックです。
のんびり歩いても1周1時間半程度です。
いっぱい歩いて、写真もとって、小腹が空いたところで、町のクレープ屋さんへ。
最後は、サンセットを見ながらクレープを食べて、ツアーはここで終了。
一旦解散した後、夜は、せっかくだから、ということでヴィーガンエスニックレストラン YULLIS へ。
全てのメニューがヴィーガンとは思えないほど、創作的、独創的で美味しい!
一日、あっという間だったけど、将来バイロンベイへのワーホリに来ることを夢見て、お別れとなりました。
日本に帰れば、また忙しい仕事の日々が待っているようですが、将来の夢に向かって、旅でチャージしたエネルギーを糧に
頑張ってくださいね!いつか、バイロンベイに戻ってこられることを楽しみに待っています。
BLANCOでは、ローカルならではのおもてなし、とっておきの秘密スポットへのご案内から、ビジネス通訳やメディアコーディネートなども承っています。ぜひお気軽にご連絡ください。