昔から旅は大好きだった。
普段とは違う場所にいって、違うものを見て聞いて、
自分の世界観がひろがり、価値観が多様になり、
感覚が研ぎすまされている気がした。

greenz のお仕事を通して(というか無理矢理からめて)、旅をした。

2007年10月。
nao に誘われ、サンフランシスコで行われているBioneers Conferene へ参加した。
圧倒的なスケールとビシバシ伝わってくるエネルギーにやられまくり、
人のスピーチを聴いて感動して泣いたのは、生まれてはじめてだった。

そして、あの感動をほかの人にも伝えたい!とおもって
2008年は、yosh のほかに、ゆうきさん、ちはるちゃんも誘って
みんなで会場から徒歩5分のお宅にホームステイ
Bioneers へは、プレスパスをゲットして入場したので、記事もしっかり現地からレポート!

yosh とはサンフランシスコの前にニューヨークで合流。
greenzが当時ニュースを配信をしていた世界最大級のグリーンブログ
Treehugger
のファウンダーとあったり、

デザイン会社を突撃訪問したり

green drinks NYC に遊びにいったり、クラブで踊ったり、楽しい思い出がいっぱい。

2008年は、自由奔放に2ヶ月間も海外を飛び回ってしまい、
みんなには迷惑をかけました。ごめんなさい。
2ヶ月はさすがに長かった。

海外だけじゃなく、日本国内もみんなで旅をした。

年に1回、日常の業務を離れて、あるテーマに沿って
みんなで議論をする場を泊まりがけでもうけた。

2008年は箱根温泉へ

まだ会社組織としては新しかったし、それぞれの個性や得意不得意を
理解しあうための、マインドマップづくり

社員の特性をわかったうえで、会社として何ができるか、何をしていきたいか

2009年は鎌倉へ

このときのテーマは、かなり個人的な思い入れから、
自分たちがつくりたい理想の、サステナブルコミュニティについて
みんなのアイディアを聞きたくて実施。

実際に、自分のイメージに近いコンテンツを運営している、BEACH HAYAMA
を友人の長井くんに案内してもらってみんなで視察したり。

いま思えば自分の夢やビジョンを半ば押し付けていたかもしれないけど、
もともと、その想いで会社をつくったのだから、みんなにもリアルに感じてほしくて
房総への視察トリップもよく企画した。ツリーハウスにとまったり、畑を手伝ったり、
味噌作りのワークショップに参加したり

いまではご近所さん、仲良しのパン屋タルマーリ前にて。

極寒の2月に泊まったくりもとミレニアムシティの高床ロッジ。
室内というより、外でしたけど。

今年は、「島」気分で、新島へ。
greenz のそもそもの目的、ビジョンをかたり、
でも現実的にできていることと、できていないことを
洗い出して、激論を重ねた。

時には日常の喧噪を離れて、
いつもと違う場所で
違う刺激や感覚にふれることで
リフレッシュしたり、リラックスしたり
自分の新しい可能性に気がついたり
あるいは、自分の弱さや醜さを改めてたり。

旅はいいものです。

そんな旅ができて、幸せだったなあ。

つづく〜